そのほかの機能
スマホスタンドにもなる「安全針カバー」。スマホを置いて動画を見ながら製作できます。針を隠したいときは、このカバーを針の部分にセットし、ミシンの押さえを下げるとカバーが固定され、子どもの力では簡単に動かせなくなります。
保管中や使用中にちょっと席を離れるときなどにも便利ですね。
針のスピードは、この本体下の操作用スイッチで変えられます。
画像ではほんの数ミリ「SLOW」側につまみをずらしていますが、これくらいが初心者にはちょうどいいか、少し早いと感じる速さです。
ステッチは5種類12パターン。ダイヤルをくるくる操作してステッチのパターンを変えていきます。ボタンの穴を縫うこともできるので、洋服づくりもこのミシンで叶いますね。
返し縫いレバーです。これを下げながらフットコントローラーを踏んで返し縫いをします。
ここが惜しい…実際に使ってみてわかったデメリット
ここまで、子育てにちょうどいいミシンの良さをご紹介しましたが、使ってみて「ここはイマイチ…」というところがありました。
自動糸通しがない
ミシン針に糸を通すのは手動で行わなければなりません。とはいえ、慣れない人は針穴に糸を通すだけでも一苦労ですよね。
一般的なミシンなら「自動糸通し」といって、針に糸を通す機能が備わっているのですが、子育てにちょうどいいミシンはそれがなかったのが意外でした。ただ、糸通しが付属されているので、糸を通すこと自体は簡単にできます。
黒い本体はホコリが目立つ
本体の黒い色は、見た目は確かにスタイリッシュですが、しばらく保管しておくとホコリが目立ち始めます。
通常のミシンはオプションなどでミシンのカバーを購入できるのですが、残念ながら子育てにちょうどいいミシンはオプションでもミシンのカバーは販売していません。
こまめにほこりを払うか、ほこりをかぶらない場所に保管するしかなさそうです。もしくはミシンカバーを手作りしてみてもいいですね。
「試しにミシンを使ってみたい」お試しで買ってみるのもアリ!
「子育てにちょうどいい」と、子育て中の女性向けに販売されているミシンではありますが、ソーイング初心者向けのミシンでもあります。
とにかく軽くて、機能も最小限にとどめているので、ミシンを使いこなせるかどうか不安な方や、買ってもあまり使わないかもしれないという方におすすめです。
予約から2か月以上待ちの大反響のミシンをぜひ試してみてください。