3.しゃべると残念

プロフィールの内容や写真、会う当日の服装など、ここまですべてクリアしたとしても、ここからも気をつけたいことはあります。

それは、実際にしゃべったときに、相手のなかでなんとなく「こういう感じの人かな」と考えていた印象と違ってしまうこと。

ですが、こればっかりは相手が自分のことをどんなイメージで受け取っているかわかりませんから、事前に用意できることは限られるものの、できることもあります。

良い意味ならOKですが、悪い意味で「しゃべるとイメージが違うね」などと言われてしまう場合、だいたいはしゃべり方に何かしらのクセがあるか、すこし早口になっているのかもしれません。

緊張して早口になってしまうこともあるでしょうが、早口だと急かされているような印象を持ったり、聞き取れなくて話が入ってこなかったりします。

初対面の相手ほど、落ち着いてゆっくりとしゃべる、恥ずかしいかもしれませんが、なるべく目を見て話すといったことを心がけておくだけでも、相手に与える印象は変わってくるはずです。

4.がっつきすぎる

長い間恋人が欲しくてもできなくて焦っていると、「次の出会いこそは!」と気合いが入ることもありますよね。

もしくは、あまりにも婚活で出会った相手がドンピシャで好みだったりすると、つい前のめりになってしまうこともあるかもしれません。

ですが、学生時代の恋愛などと違って、将来のパートナーを探すという大人の婚活では、がっつきすぎるのはNGです。

たとえ悪気はないとしても、相手があまり自己開示しないタイプなのに、むりやり情報を聞き出そうとするとか、今後のふたりの進展について結論を迫るようなこともいけません。

がっつかれることに抵抗のない人もいるかもしれませんが、知り合って間もない相手や初対面の相手から、根掘り葉掘り聞かれてドン引きしてしまう人は多いもの。

相手のことを知らないからこそ、いろいろと聞いてみたいと思ってしまう気持ちはわかりますが、まずは信頼関係を築くことが先決です。

「なんでも聞いてください!」というようなタイプは別として、だいたいにおいてそれほど相手のことをよくわかっていないうちは、ガツガツいかずに、適度な距離感で接することがベストだといえるでしょう。

恋愛できればそれでいいというわけではなく、将来を考えたうえでの相手探しとなると、いろいろと気をつけたいポイントが出てくるものですよね。

ちょっと面倒だなと思うことがあったとしても、事前にNG行動はしないように気をつける意識が、より良い未来の出会いに繋がることにもなるかもしれません。あきらめない人にはきっと、すてきな出会いが待っているはず!

大阪生まれ。出版社勤務後、ライター&編集者として独立。エッセイ本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)2024年4月1日発売。音楽、日本・韓国などのドラマやTV・映画といったエンタメから恋愛・婚活・育児など女性向けジャンルを手がける。公式サイト