愛されたい症候群を克服する4つの方法
「誰かに愛されたい」「認められたい」と過剰に感じてしまう愛されたい症候群の人は、他人から愛されることでしか自分の存在価値を実感できません。
しかし、長い人生の中では「恋人がいない時期」「誰からも認められていないように感じる時期」は必ずといっていいほど訪れるもの。
そんなときでも自分を見失うことなく前向きに生きていくために、まずは「愛されたい症候群を克服」できるように努めてみませんか?
ここでは、より自分らしく輝けるように、愛されたい症候群の克服方法をご紹介します。
1: まずは自分の現状をしっかりと見つめる
愛されたい症候群を克服するために大切なことは、まず「自分の現状を素直に認めること」です。
「自分にはこんな弱いところがあったんだな」「人に依存して生きてきたな」など、今までの自分を一旦全て認めましょう。
今の状況を認められて初めて、「よし! 愛されたい症候群を克服するぞ!」と意欲が湧いてくるものです。
自分の現状をしっかりと把握するためには、できるだけ客観的に自分を見てみましょう。
客観的に見るのが難しい場合は、「家族や親友などに自分がどう見えるか聞いてみる」「チェックリストを判断基準にする」などの方法で現状を把握してみてもいいでしょう。
2: 見返りを求めない練習をする
愛されたい症候群に陥ってしまっている人の多くは「愛されたい」「大切にしてほしい」など、相手から「○○されたい!」という欲求が大きくなっている傾向があります。
それ以外にも「私はこれだけ愛しているのだからもっと愛してほしい」などと、相手に見返りを期待してしまうケースも珍しくありません。
このような場合は、ボランティア活動に参加して「無償の愛」を体験するのもひとつの方法です。
ボランティア活動などは「相手に尽くすこと」をメインとしているため、はじめから見返りを期待することなく誰かの手伝いをすることになります。
すると、活動をしていくうちに「自分が誰かの役に立っている」と実感できるようになり、自己肯定感が上がって心が安定したりすることも!
「自分には見返りを求めてしまう癖があるな」と感じるのであれば、ボランティア活動を通して広い視野を養うこともおすすめです。
3: 依存心を解放する
「恋人に愛されなければ生きていけない」「愛されたくてたまらない」という人は、生活の大部分が恋人のことで埋め尽くされている可能性が高いでしょう。
つまり「恋人に依存」「恋に依存」している状況とも取れ、このような状況下では愛されたい症候群が発症しない方が珍しいといえます。
愛されたい症候群に陥ってしまっている人の多くは人や物事への依存心が強く、愛されたい、認められたいという気持ちが強いものです。
依存心を克服することは愛されたい症候群の克服にもつながるため、趣味を見つけたり新しいことを始めるなど、依存していることから離れられるように意識を向けてみてください。
依存心が薄まれば、自然に「素敵な人は世界中にたくさんいる!」「自分がポジティブに生きていたら、必ず明るい未来がやってくる」と思えるようになりますよ。