4: 愛されたい症候群では幸せになれないことを常に忘れない

愛されたい症候群を克服するために忘れないでもらいたいことは、愛されたい症候群では「幸せになれない」ことをしっかりと心に留めておくことです。

なぜ愛されたい症候群で幸せになれないのかというと、理由は簡単です。

「もっともっと愛して!」「自分だけを愛して!」という人は、他者への依存心が高くて要求も多く、相手をする人が疲れてしまうから。

初めはいい関係が築けていたとしても、「愛されたい」「認めてほしい」ばかりでは疲れてしまいますよね。

また、誰かから愛されていないと心が不安定になってしまう人は、心の安定を求めるために「愛してくれる誰か」「恋人」を常に探すことになるでしょう。

すると、妥協してパートナーを選んでしまうこともあり、場合によっては結婚詐欺などに引っかかってしまうかもしれません。

本当の意味で幸せになるためにも、まずは「愛されたい症候群では幸せになれない」ことを肝に銘じ、自分の愛で自らを満たしてあげられるように意識してみてください。

誰かに愛されることはとても幸せなことですが、例え「愛されたい人から愛されていない」とわかっても落ち込む必要はありません。

なぜなら、全ての人は「今そこに生きている」だけで十分価値があり、尊い存在であるからです。

「自分自身を愛する気持ち」を大切にしたり「見返りを求めず他者に与えること」を意識すれば、誰かに愛されていなくても心が安定するようになり、愛されたい症候群の克服に役立つはずです。