あなたは、今の自分の仕事に満足していますか?

やりがいを感じたり、毎日楽しく問題を乗り越えたり、成長している自分を感じたりして、イキイキとしているでしょうか。

残念ながら、そんな人は、それほど多くはないものです。

まだ20代のうちは、誰もが何かしら、仕事に対して迷いや不安を感じているものです。

今回は、今の仕事を続けることに疑問を感じている20代女性のお悩みをもとに、やりたい仕事の見つけ方などのアドバイスを、キャリアコンサルタントで、社員研修を実施する会社の代表を務める井島恵子さんにしていただきました。

「本当にこの仕事やりたいの?」働く女性の悩み

20代の働く女性のお悩みをご紹介します。きっと多くの人が共感するのではないでしょうか。

「今の仕事、やりがいをあまり感じられません。単純作業ばかりの事務職。もっと他の仕事のほうが向いているのではないだろうかと思いながら毎日を過ごしています。

『本当にこの仕事、やりたいのだろうか?』と日々、感じています」(26歳、女性、事務員)

井島さんは次のようにアドバイスします。

井島恵子さん(以下、井島)「『仕事』そのものに『やりがい』を感じている人は、老若男女問わずどれくらいいるでしょう。売れているアイドルだって、そんな人は多くはないかもしれません。

そんなときには、仕事そのものではなく、仕事で得ることができるものや、仕事を通して楽しめることに着目をしてみるといいですよ。

例えば『仕事を通して安定した給与を得ることができている。だからそのお金を使って、素敵な洋服を買うおしゃれな自分が好き』とか。

目の前のことが、どんなことにつながっているのか、これを知るのは大事なことです。

何も得るものがなかったり、何にもつながっていない仕事だと判明したりしたら、それはやる必要にない仕事かもしれません。一つの目安としてみてください」