ムーミンコミックス展 メインビジュアル
松屋銀座8階イベントスクエアでは、原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによる連載マンガの原画など280点以上を初公開する『ムーミン75周年記念「ムーミン コミックス展」』が、9月24日(木)から10月12日(月)まで開催される。
1945年にムーミン最初の小説『小さなトロールと大きな洪水』が発表されてから、今年で75周年を迎え、ムーミンたちの世界を描いた小説シリーズ、絵本、コミックは、今なお世界中の人々から愛され続けている。
「トーベ・ヤンソンとラルス・ヤンソン」 ©︎Moomin Characters™️
原作者のトーベ・ヤンソン(1914〜2001)は、フィンランドのヘルシンキに生まれ、15歳から画家、風刺画家、短編作家として活躍。
1945年から25年間にわたって描き続けた「ムーミン」の童話シリーズで人気を博し、1954年にイギリスの新聞紙でコミックスの連載が始まると、20カ国以上で翻訳・出版され、ムーミンは世界的に知られるようになった。
同展は、そんなムーミンのコミックスに焦点を当てたもの。ムーミンコミックスは、最初はフィンランドの新聞で1947年から2年間、その後、1954年からイギリスの新聞での連載が20余年にわたり掲載された。
トーベ・ヤンソン「『 まいごの火星人 』スケッチ」
同展の「イントロダクション」では、ムーミン谷の仲間たちをトーベによる直筆ドローイング17点で紹介。第1章では、ムーミンコミックス連載に当たりトーベが描いたドローイング34点とスケッチ45点が展示される。
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