「あれもイヤ、これもイヤ」。自我が芽生え、ママを思いっきり困らせ始めるのが2歳と言われることから、世間では“魔の2歳児”なんていわれていますよね。
仕事に家事に日々追われているママは、そんな魔の2歳児の子育てにおいて、時にストレス爆発との瀬戸際で奮闘していることでしょう。
子どもと真剣に向き合うが故に、頑張り過ぎてしまうママ。どうやったら少しでもラクに、この時期を乗り越えることができるのか。
今回は、働くママのひとりでもある、美容師高倉里美さんに取材!今まさに魔の2歳児の第一子育児中の高倉里美さんに、ストレスを溜めないためにしていることを教えていただきました。
住まいの工夫
子育てに行き詰まっていると、なんだか部屋の空気が滞留している感じがして、それがより自分に余裕をもてないようにしていることが、とても苦しく感じていたんです。
そのとき、リラックスできる空間づくりって何なのかを考えるようになり、行きついたのが、空気の流れをよくすることでした。
まずやったことは、朝起きてすぐ窓を開け、空気の入れ替えをすること。
換気って単純なことですが、夏場にエアコンをつけっぱなしにしていると、冷気を逃がしたくないし、空気清浄機も稼働しているんだからと、換気をせずにいたりしたんですよね。
でもやっぱり外の風のパワーって全然違っていて、外からの空気をしっかり住まいに取り入れることが、よどんだ空気も一掃できて、心のイライラもするっと緩むことを実感しています。
空気の入れ替えをする際に、私は加湿器もスイッチを入れているのですが、加湿器に入れる水に『ランドリン フレグランスウォーター』をほんの少し入れています。
以前から私は香りのリラックス効果に頼っていて、これは加湿器に入れることで、ナチュラルに空気ごと優しい香りがふわっと香るのが気に入っています。
朝、こうして空気を一新することが、前日のイライラもすっかり忘れ去られるので、朝の過ごし方はストレスを溜めないためにとても大事なことだと実感しています。
遊びの工夫
コロナの影響で、おうち時間が増えていることから、子どもとの遊びかたも変えました。
その遊びかたとは、2歳児ってやっちゃダメ!ということを、あえてやるスタイルにしたこと。
それまでは、やることなすことイライラすることばかりで、ストレスはどんどん溜まっていく一方でしたが、どんどんやっていいよとすることで、大喜びしてくれる上、私自身もイライラが随分減ったんです。
最も効果的だったのは、身体全身を使った遊び。そのために使っているのは、段ボールと新聞紙のセットです。
クレヨンを渡したら、ひたすら集中して段ボールにお絵かきをし続けてみたり、新聞紙を渡したら、いつまでもビリビリ破き続けてみたり。
子どもにやりたいだけやらせてあげるというスタイル。子どもだけでなく、ママのストレス減にも絶大な効果があります。ぜひやってみてください。