「俺の彼女は昔から気が強くて、俺はどちらかというとリードされる側。
たまに強引なときがあって俺が渋るとケンカになるのですが、先日は新しくできたショッピングモールでのデートを『まだ人が多いからお店もゆっくり見られないと思うし、もう少し先にしない?』と言ったら
『でも、オープンしたばかりだからキャンペーンがあるよ!』
と彼女が譲らず、行くか行かないかで揉めました。
俺としては彼女とゆっくり過ごしたいから焦って行くのはイヤなのですが、今しかないと言われたら付き合うしかないかな、と思っていたのですが、次の日に彼女から電話があり、
『あなたは人混みが苦手なことを忘れていた。しつこく誘ってごめんね、人が少なくなった頃にまた行こうね』
と謝ってくれて。
以前、県外のアウトレットパークに買い物に行ったときに俺が人混みに酔って休んだことを思い出してくれたんだとわかりました。
ああ、気を使ってくれたんだと思うとうれしくて、人混みに酔うことをちゃんと言わなかった俺もいけなかったと反省しました。
仲直りして来月行くことに決めたけど、謝ってくれた彼女がもっと好きになりました」(28歳/介護士)
自分の非を認めるのは、どんな場面でも勇気がいることです。
でも、自分の強引さが彼氏を大変な目にあわえると気がついた彼女がしっかりと謝罪するのは、これからも幸せなお付き合いがしたいと思うからこそ。
そんな気持ちが伝われば、彼氏も自分の言葉不足を省みることができますよね。
関係を大切にしたいという思いが、ケンカを前向きに解決する力になります。
関連記事