【アイドル】これぞリアル『祭りの夜』！LinQが広島の夜祭りに登場！（8/8）

8月13日に行われたLinQ in 吉和夏祭り（広島）をレポート。ライブステージのもようはもちろん、LinQメンバーの身近な人々との出会いから、祭りの夜を堪能するメンバーたちの様子まで、完全密着レポートでお届けします！

いや、本当に忘れられない夏の一日になったLinQ広島夜祭りでしたが、このほかにもたくさんたくさんこぼれ話が…。小さい頃からメンバーをしっていて、今でもLinQをいろいろな形で支えていらっしゃる方からお話を聞けたり、移動中のバスの中で、LinQが命名される時に立ち会っていたスタッフさんにも、そのあたりのお話も聞けたりしたのですが…これはまたいつかお話できればと思います。

今回の旅ではたくさんの関係者の方とお話できたんですが、その中で感じたのは、メンバー、運営スタッフのみなさん、お手伝いされてる皆さん、メンバーのご家族、そしてファン、さらにはたくさんの方の協力のおかげでLinQというグループが成り立っていることでした。ここまでいろんな方が手弁当で手伝っているグループってなかなかないですよ。人と人がつながって支えるグループでありながら、さらに人をつなげていくという、まさしくリンク現象が起きまくっているのは興味深い話デス。そういう意味で、LinQが地方発のアイドルっていうのはすごく意味があることだとも思いました。本当に、東京では生まれ得なかったグループだと思うんですよ。地方都市、いや、九州は福岡だからこそ生まれて、そしてここまで育ってきたグループだと思います。
もはや各地方を拠点にしたアイドルと東京発のアイドルにクオリティの差はなくなっていて、みんなが「そのアイドルがいいグループかどうか、いい楽曲を持っているかどうか」というようなところで判断するようになったので、最早「地方アイドル」「ご当地アイドル」という括りは古い！という意見もあると思います。でも同時に、地方だからこそ生まれてくるグループもあるのも間違いありません。そして、現在のところ、その代表選手がLinQではないか、と思うのでした。いつも書きますが、LinQはここからが勝負！東京だけではなく、九州やメンバーゆかりの地、さらに多くの土地と人を結びつけるグループに育ってほしいと思います。

そう、まだまだLinQはこれからなんです。実は、23日に開催されたSHIBUYA AXでの「HMVアイドル乱舞」最終日にLinQが登場した際もお邪魔したのですが、このときのメンバーもセトリも、基本的には夜祭りと大きく変わらないようでした（メンバーは智聖さんがいないだけ。セットリストは『シアワセ』で始まり『祭りの夜』で終わるというところで共通）。もう、遠征先である程度のアベレージが叩き出せるだけのフォーマットが定着したんでしょう。実際に、この日もかなり盛り上がってましたしね。この日はちょっとカメラを持っていけなかったのですが、いつもは見れない全体像や、それぞれのメンバーの動きが如実にわかって楽しかったデス。原さんの細かい動きってあまりにもキレていてイラッとしつつも目が行っちゃうなぁ、とか、もえぴーがルックス以外の面でもスタメン定着の実力を見せてくれているなぁ、とか、ゆさぽよちゃんのDVD楽しみだなあ、とかとか…。全体をまとめるMCがあーみんだったのもなんだか感慨深かったなぁ。

と、同時に、LinQがこれから全国で戦っていくには、このままでは新鮮味がないかもなー、というのも感じました。直前に出演した東京女子流が楽曲とダンスでフロアを自分の色に染めていく姿や、エビ中がティッシュを投げまくっていく破天荒さには、かなりガツンとやられました。それに対して、今回はLinQの「これ！」という色が見えなかったんです。去年出演した「アイドル横丁祭り」では、楽曲をノンストップで繋げていく音楽性の面白さが光っていましたし、今年の「POP'nアイドル」では、ZeppTokyoにずらーっといろんな女の子が並んだ姿がどうにも印象的でした。LinQの雑多なキャラクターが良く伝わるシーンだったと思います。でも、自分の中で、今回の「アイドル乱舞」では、いいグループだな、ライブのレベル高いな、という至極当たり前の感想だったんです。もちろん、そのクオリティを維持しているのは、本当にすごいことなのですが…。うーん、でも、自分としては、LinQにはもっともっと、もーっとびっくりさせてほしいんですよね。極論すれば、このままだと、LinQは東京のいろんなグループに埋もれてしまうかもしれません。ホント、正念場だと思うんですよね。

そう考えると、ゆうみんが美空ひばりさんのモノマネしたり、水吹きしていたのはインパクトという点でさすがだなーと思いました（笑）。以前のインタビューでも、水吹きやダイブはしてみたいって言ってましたもの。そして、もう一人くらい、なんかやらかす人がいてもいいですよね？！つまりは…伊藤ちゃん、東京に来ちゃう？！いや、むしろそのくらいのサプライズがほしいなーと思っています。同時に、Lady SUPER LIVEのような、音楽性を前面に出した部分も、もっともっと目撃したいです。LinQはLove in 九州の名を負って、その音楽性とキャラ立ちで注目を浴び続けてきましたが、これからどう動いていくか、じっくり見ていきたいと思います。

そして、もう一つ、しばらく使用できなかったホームグラウンド、天神ベストホールも9月から使用のメドが立ったようです。ずっと心配していましたが、本当に復活してよかった…。むしろ、天神ベストホールを中心に、九州各地をツアーして回って、三ヶ月ぐらい東京でライブをしない！なんていうのも手かもしれません（笑）。それじゃあシーンから忘れられてしまうでしょうか…。いや、でも、ありえる手だと思うんですよね。うーん、悩ましい！これからどうする、どうなるLinQ！これからのLinQも、さらなる変化と進化を続けていってくれることでしょう。期待してますよ！というところで、今回の研究は以上です！8月後半にお送りした怒涛の連続LinQ特集でしたが、お付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました！