妻を怖いと持っている夫の本音
妻から見たら、まるで嫌がらせをされているかのように感じてしまうくらい“何もしない”夫。そんな夫に、いつもカリカリしている自分も嫌になってしまう……。
でも夫は夫で、「何もしたくない」というわけではなく、実はこんな本音を抱えていたのです。
1:具体的に教えてほしい
家事に積極的に関わりたいと思って、洗濯物をたたむ夫。しかし、その直後、妻からの「たたみ方が違う!」という指摘にビクッと萎縮してしまう。
「どう、たためばいいの?」と質問するが、妻からは「いつも私がたたんでいるようにすればいいのよ」と......。夫は、その“いつものたたみ方”を教えてほしいのです。
また、「ちゃんとしてほしい」の、「ちゃんと」とは、妻にとってどういうことを指しているのか夫には伝わっていません。
「手伝って」という言葉も、夫は「何を、どう手伝ってほしいのか」がわからない人が多いのが現実です。
2:ダメ出ししないでほしい
いつも褒めてほしいわけではないけれど、積極的に家事に関わろうとしている気持ちをわかってほしい。「その姿勢を認めてほしい」というのが夫の本音。
「ダメ」「違う」「そうじゃない」と妻に言われると、何もやる気がなくなってしまうという夫の気持ちも理解してあげましょう。
3:正論で責めないでほしい
「正論を言えばわかってくれる」と思っているのであれば、それは大間違いです。“夫婦間”での正論の言い合いは、逆に亀裂を生むことに繋がりかねません。
正しいことを言えば言うほど相手を追い込んでしまうので、夫は逃げ道を失ってしまいます。
話を聞いて、どうしてそう思うのかを理解してあげることも必要です。
4:もっと優しく言ってほしい
男という生き物は、思いのほかデリケートで傷つきやすいものです。そして、すぐに“スネてしまう”人も少なくありません。
妻の冷たい口調や、乱暴な言葉に、夫は「必要とされていない」「尊敬されていない」と感じてしまい、愛情が冷めてしまうこともあります。
逆に自分が夫にされたらどんな気持ちになるかを想像しながら、自身の言動を再確認してみましょう。
まとめ
「家庭の雰囲気を良くしたい」「夫との、いざこざを減らしたい」という人が、今すぐにできることは、“自分と同じレベルの言動を相手に期待しない”ということと、“一旦、受け止める”ということなのではないでしょうか。
焦らず、じっくり夫と向き合っていくことが、自分自身の成長にも繋がるのだと思います。