5: 「お食事ですか? 〇〇さんも一緒なら、ぜひ」

職場でしつこく食事に誘ってくる既婚男性には「二人では行かない」ことを暗に伝えましょう。

あれやこれやと、二人で行く理由をつけてくる場合には、以下をご参考に。

  • 「仕事の話がある」→「仕事のことなら、会社でお話ししませんか」
  • 「相談にのる」→「ありがとうございます。まずは、自分で考えてみます」
  • 「二人で行こう」→「おかしな噂が立ったら、お互いに困っちゃいますよ」
  • 「他の人に言っちゃダメ」→「顔に出るので、自信がないです」

このような言い方であれば角が立ちません。

6: 「彼氏が心配してしまうので、ごめんなさい」

もし彼氏がいるなら、どんどん引き合いに出しましょう。彼氏がいることを知った時点で、それ以上誘ってこなくなることもあります。

「他の男性と出かけると、彼氏が心配してしまうのでごめんなさい。」このフレーズも、相手を否定せずに誘いをブロックできるので効果的です。

あまりにしつこい場合は、実際には彼氏がいなくても架空の相手を作ってしまうのもひとつの手です。

7: 「不倫が奥様にばれて、慰謝料を払っている友人がいるんです」

不倫は違法行為です。相手が既婚であると知りながら関係を持った場合、相手の配偶者から慰謝料を請求されることがあります。

このことに自覚がないまま不倫に走り、相手の妻に慰謝料を払っている女性も少なくないのです。

男女の仲になろうとしてくる既婚男性には、このことを伝えるといいでしょう。

  • 「不倫が奥様にばれて、慰謝料を払っている友人がいるんです」
  • 「万が一のとき、責任を問われるのは私です。そこまで面倒みてくれるんですか」
  • 「絶対にばれない不倫など、ありません。リスクを取りたくないです」

こう言われれば、怖気付く男性は多いはずです。

ちなみに不倫が原因で離婚となった場合、夫も妻から慰謝料を請求されることがあります。実際にそういうケースがあるのだということを伝えれば、不埒な既婚男性も襟を正すかもしれません。

職場などのコミュニティの場合は、断り文句に迷ってしまうもの。今回紹介した言葉を参考に、迷惑な誘いは上手に遠ざけてみてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。