4.髪を部分ごとに、上下にブロック分けする(男の子・女の子編)
女の子の場合も、耳を縦軸にしてサイド(横髪)と後ろ髪の2箇所に分けます。さらに後ろ髪を、耳上と耳下の上下2箇所に分けます。さらに後ろ髪の下部分を3ブロックに分けます。
最初に切るのは後ろ髪からです。髪を切る時は、かならず水スプレーなどで濡らして切りやすい状態にしておいてください。くしで上からとき、根元の方を左手の指で挟んで、切りたい部分(長さ)を指先から出します。余分な部分を切ってあとは残します。
男の子と同様に、出来上がりは髪が乾くと短くなるので、長さが残るように切るようにしてください。
上手に、3ブロックの長さが揃うように切れましたか?
次は後ろ髪の上部分を下ろします。そして下の部分の長さと揃うように切りそろえます。
次に、サイドの髪のカットをします。こちらも後ろ髪同様に、髪を上下2箇所に分けてブロッキングします。
なるべく丁寧に細かく切りそろえていくのが失敗しないコツです。 サイドの髪が横の長さと違和感なくつながれば成功です。
最後に、前髪を切ります。前髪もこれまでの後ろ髪やサイド同様に、前髪を3箇所にわけ、真ん中部分からカットをします。前髪は、多少ザクザクっとした不ぞろいでも可愛らしいです。縦にハサミを入れて、不ぞろいにする方が、下ろした時に動きが出て自然な感じになります。
5.片づけやすいように下にシートなどを敷く
セルフカットで一番、面倒なのが切った髪の毛の処理です。いくら毛量の少ない子どもの毛でも、飛び散ったり、広がれば掃除の手間も増えます。
なるべく広い場所で、レジャーシートや新聞紙などを敷いて、その上に子どもが座る椅子を置きます。あるいは、短い毛が詰まるのを防ぐためにあらかじめ、排水溝には毛をキャッチできる網などを100円ショップで置いておいた状態で、お風呂場でカットするのもありです。
お風呂場の場合は、子どもの体についた毛をすぐにシャワーで流せるというメリットがあります。
子どもの髪のセルフカットは、最後の片付けまでがすべてです。気持ちよく、カットできるには、道具の準備、後片付けが楽なようにシートなどを敷く、できるだけ髪を小分けにした状態で切る。この3つは最低守れば、大丈夫です。
慣れてくれば、同時に子どもを二人や三人のカットをしたり、手早く済ませることができます。ぜひ、自宅で行う子どものセルフカットをマスターして、可愛らしい髪型にしてあげてください。