二人目作らないの?
こちらも、自分が産んだ子どもたちのあまりの可愛さに目がくらみ、言ってしまったことがある人もいるのでは。誰でも、自分がいいと思うことはお勧めしたいという気持ちがあるため、特に友人や身内の人間には悪気なく言ってしまいがちです。
「きょうだいって楽しいよ!」「可愛いよ!」「だから産んだほうがいいよ!」というのは、人によってはまさに余計なお世話です。
そもそも、妊娠・出産というのはとてもデリケートなもの。軽々しく、二人目の予定を聞くのはマナー違反です。相手から話してこない限り、こちらからは聞かないほうがベターでしょう。
一人っ子って、ワガママになりそう
一人っ子のイメージといえば、一人だからしっかり見てあげられる、お金や時間をすべて一人にかけてあげられる、というメリットも多くありますが、きょうだいという競い合う相手がいないからマイペース、果てはワガママに育つ…なんていうネガティブなことも言われてしまいがち。
そういうイメージから、「一人っ子はワガママになるって言うから、やっぱりきょうだいがいないと!」なんて一人っ子の親に対して言うのは無神経。
実際は、一人っ子でもきょうだいがいても、ワガママな子、我慢ができない子はいるものです。むしろ、一人っ子はきょうだいがいない分、何かを取り合ったりする経験がなく大らかに育つとも言われます。
きょうだいがいても、一人っ子でも、それぞれにメリット・デメリットがあるもの。ネガティブなイメージだけを取り上げて決めつける発言は控えたほうがよさそうです。
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同じ、“子どもを持つ親”という立場でも、それぞれに事情が違うもの。きょうだいの有無は、家庭によってはデリケートな部分でもあります。
子どもの可愛さのあまり、もしくは産後ハイやマタニティハイで、相手の立場を思いやれない発言をしてしまったかも…と心当たりのある方は、ちょっと気にかけてみるといいかもしれません。