会話が成立しているとき
言葉を話せない赤ちゃんは、泣くことでしか意思表示ができませんでしたが、だんだんと言葉を覚えて周囲とのコミュニケーションが成立するようになります。「ママ、お茶ちょうだい」「はい、どうぞ」「ありがとう!」というように、会話のキャッチボールができたときは成長を実感しますね。
周囲とのコミュニケーションをとれるようになるのは成長する過程で確かに大切だし、会話ができて楽しいのですが…会話のキャッチボールができなかった時期が懐かしく感じるときがありませんか?
おぼつかない言葉遣いで「何て言っているのかわからなーい」という時期はあっという間に終わってしまうのです。
ベビー向けのおもちゃに関心を示さなくなったとき
赤ちゃんが一生懸命振っていたガラガラをはじめ、小さな指でつまんだり握ったりしていたタグ付きのおもちゃなど、ベビー用のおもちゃに夢中になって遊ぶ姿はとてもかわいいですよね。
ただ、年齢・月齢を重ねていくうちに他のおもちゃに関心が向くようになります。赤ちゃんの頃には買い与えなかった電車のおもちゃや、小さなパーツのあるお人形遊びなどが楽しくなる時期が来るのです。あんなに楽しそうに遊んでいたベビー用のおもちゃも、たとえ今は使っていなくてもまだ捨てたくないと思っちゃいます。
このように子どもの成長が寂しく感じると「まだ赤ちゃんのママでもいいんだよ~」なんて思うことありませんか?そんなママの思いをよそに、赤ちゃんは確実に成長しています。
ただ、成長したからこそ話せることやできることが増え、ママも赤ちゃんも一緒に喜び合えます。寂しさを感じる瞬間はあっても、一日一日の赤ちゃんの成長を温かい目線で見守っていけるといいですね。