ディズニー/ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』が2020年12月25日(金)からディズニープラスで独占配信されています。
『ソウルフル・ワールド』をはじめ、ピクサーが「音楽」を描いた作品を、長編・短編・パークに分けてご紹介します。
長編映画編
ディズニーと違い、ミュージカル映画を作っていないピクサー・アニメーション・スタジオ。
ミュージカルではなくても、音楽を重要なキーアイテムとして使っている作品があります。
ソウルフル・ワールド
ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』は、劇場公開ができなくなってしまい、2020年12月25日(金)からディズニープラスで独占配信されています。
『ソウルフル・ワールド』の主人公ジョーは、ジャズ・ピアニストを夢見ている中学教師。
ある日、街で一番のジャズクラブで演奏するチャンスを得たジョーは、マンホールの穴に落ちてしまいます。
ジョーがたどり着いたのは生まれる前の「ソウル」の世界。
そこでソウルの22番に出会ったジョーは、地上に戻って夢を叶えるための冒険が始まります。
ジョーが人生の全てを捧げるジャズが、要所要所で流れ、作品を彩ります。
彼が「ジャズってる」と言うように、人生自体がジャズのように流れていく、美しい作品です。
リメンバー・ミー
『リメンバー・ミー』は「ソウルの世界」ではなく「死の世界」を描いた作品です。
主人公のミゲルは、家族から音楽を禁止されながらも、こっそりとミュージシャンを夢見ています。
サウンドトラックを見ても、劇中だけで歌詞付きの楽曲が10曲ある、ピクサーでは珍しい、楽曲の多い作品。
作曲は『アナと雪の女王』のロペス夫妻です。
物語の重要なキーとなる楽曲「リメンバー・ミー」は、作中で様々なバージョンが流れますが、同じ楽曲で同じ歌詞ながらシーンによって違う顔を見せてくれる、映画ならではの特性を持った奥深い曲になっています。