どんないいことが?「事実婚」のメリット

1:意外に愛情を感じることが多い

やはり「夫」と「パートナー」は違うイメージがありますよね。

友人も恋愛感情はなく、「家族でなく同居人」として事実婚をスタートしたと言います。

でも、風邪をひいた時はそばで看病してくれたり、仕事が忙しい時には「良かったら食べて」と夕飯を作って待っていてくれたことも。

自由に過ごすだけで相手に無関心かと思いきや、気が合って一緒に住んでいるので思いやりを感じる幸せな日々を送ることができます。

2:キャリアを変わらずに積めた

女性は結婚して苗字が変わると、仕事に支障をきたすことがあります。

例えば、仕事相手に「あれ?○○さんじゃないの?」などと言われたりして覚えてもらうまでに時間がかかることも。

友人の場合は、事実婚をしたことも言っていなかったので「結婚したから辞めるのでは?」と勘繰られることもなく仕事を続けることができました。

仕事上「印象が変わらない」ことで今までの努力は無駄にならなかったと言えますね。    

押さえておこう!「事実婚」のデメリット

1:両親が納得しなかった

「結婚は?」と言っていた友人の両親にとって「事実婚」は予想外の展開。

一方的に「なぜ籍を入れないの?」「いい加減な気持ちなのでは」と言われ、未だにパートナーと会ってくれないと言います。

「普通の結婚が当たり前」だと思っている人も多いので、事実婚をするのなら前もって自分の気持ちをきちんと話しておく必要があるでしょう。

「自分の生き方」に反対されたままだと、両親とだんだん疎遠になりかねません。

2:子どものことで悩む

二人で暮らすようになったら、自然と子どもを望むようになることもありますね。

けれど「事実婚」は自分で選んだ生き方なので、子どもがどう思うかが悩みの種になります。

例えば、「パパと苗字が違う」とからかわれたり、「なぜ二人は結婚していないの?」と聞かれたりするかもしれません。

成長すれば理解できても、幼いうちは説明するだけではすまない不安がつきまとうでしょう。

「事実婚」と聞くと気ままなイメージが浮かびますよね。

でも、事実婚はまだまだ浸透していないので良き理解者を見つけることは至難の業です。

ご紹介したメリット・デメリットを参考に、事実婚が上手くいくよう前もって色々な準備をしておくといいでしょう。

「自分の生き方」だけでなく「周りから祝福される幸せ」も掴めるといいですね。

恋愛記事を中心に執筆しているライター。元保育士としての経験を生かした記事も得意。30代後半から婚活をはじめ交際から3ヶ月でスピード婚を果たす。趣味はカフェ巡りで落ち着いた空間でゆっくりすることが好き。