みなさんは起業したいと思ったことはありませんか?
しかし、「簡単に起業といっても、何をしたらよいのかわからない」という人は多いと思います。
今回は、実際に個人事業主から起業を試みた主婦・Yさんの実体験をもとに、創業をするためのアレコレを紹介していきます。
アイデア以外に必要な要素とは?
起業したいと考えている人は、みなさん何かしらのアイデアと持っているのではないでしょうか。しかし、そのアイデアが実際に商売として通用するかは不透明です。
まずは、起業コンテストなどに挑戦してみるとよいでしょう。
Yさんの場合は、住んでいる区が主催する創業プランコンテストに挑みました。これは創業の準備をしている人、もしくは創業3年目までの事業主を対象としたもので、先見性と実現性を問われるコンテストでした。
受賞者は、最大200万円の補助金サポートのほか、区からのPR協力というバックアップも期待できました。
なかでも実現性は、アイデア以上に大きく問われるところです。まったく経験したことのない事業の場合、実現性の面において他人を説得することは難しいので、すでに会社員などとして経験のある事業で起業したほうが通りやすいといえます。
創業セミナーやコンサルティングは無料のものを活用⁉
起業を考えている人の多くは、創業セミナーやコンサルティングを受ける人が多いと思います。
一般的にインターネットで宣伝されているものは有料のセミナーが多いですが、無料でもよいものはたくさんあります。
自治体での創業支援、または信用金庫や日本政策金融公庫、独立行政法人 中小企業基盤整備機構などが主催する創業セミナーや相談会を利用するのがおすすめです。
初期費用を抑えたい場合はもちろんですが、先程の創業コンテストや創業支援金などに直結している場合も多いので、頼もしい存在といえます。Yさんの場合は、コンテストの説明会を聞きに行ったときに、全4回の無料コンサルティングを紹介され、活用したといいます。
これらのセミナーでは、創業計画書の作成の仕方や創業時の融資に関する情報を教えてもらえます。
また、こういったセミナーに参加すると、同じように起業を考えている人たちに出会えるので、起業への不安を共有し、第三者の視点から自分の事業を見ることができるので助かります。