「私は結婚願望が強く、付き合って割と早い時期から『結婚しないの?』『いつ頃するの?』と彼氏に迫っては『重いよ』と言われてばかりいました。

諦めきれなかったけれど、彼氏の冷たい態度に気持ちが切れて『わかった』とニコッと笑ってみせたんです。

相当意外だったんでしょうね……あの時の彼氏の拍子抜けした顔が今でも忘れられません。

最初は『もう何を話しても無駄』と思っていたのですが『押してから引く』という恋愛テクニックを思い出して。

ドラマで結婚が描かれても、式場のテレビCMが流れても無反応を決め込んでみました。

するとあまりの私の変わりように彼氏はどうやら『他に好きな人ができたのかも』と感じたらしく『俺のこと好きだよね』なんて言うようになって。

それでも知らんぷりしていたら、急に『今度の日曜、両親に会ってくれる?』と彼氏からとうとう結婚話が出ました」(28歳/教師)

彼氏にその気がないなら、押して引くテクニックは効果的ですね。

「もうダメ」と諦めかけたにも関わらず「作戦を変更しよう」と考えたことがいい結果を引き寄せました。

「もう結婚に興味はありません」という態度を徹底して演じることで、彼氏を焦らせることに成功したのはまさに「引きの上手さ」です。

引きの加減が結婚話を引き出すポイントとなるでしょう。

恋愛記事を中心に執筆しているライター。元保育士としての経験を生かした記事も得意。30代後半から婚活をはじめ交際から3ヶ月でスピード婚を果たす。趣味はカフェ巡りで落ち着いた空間でゆっくりすることが好き。