季節の変わり目は、お肌がもっとも揺らぐ時期。
そんな時期は、トラブルがあればあるほど、いわゆる“スペシャルケア”として、お金をかけることをやりますよね。
しかしながらそのやりかた、実はやっても“意味がない”、やることで余計にトラブルを招くことになっていたら、その努力もお金ももったいないと思いませんか?
せっかく手をかけ、お金をかけるなら、やって“意味がある”ことにしましょう。
今回はお肌のプロ、現役エステティシャンとして活躍する鷲山夏希さんが、顔、頭皮、身体、3つのお肌のケアについて、誰もがやりがち間違ったケアをずばり指摘!
正しいケアも教えていただきます。
お肌の正しいホームケアとは?
1: お顔のホームケア
季節の変わり目は、お肌のざらつきが気になりがちです。このざらつきの正体は角質。
角質を落としたいときにやりがちなのが“酵素洗顔”。
手軽ですし話題にもなったので、一番思いつきやすいスペシャルケアではありますが、実はこれ、NGなんです。
確かに酵素洗顔は、普段使っている洗顔では落としきれないたんぱく質を分解する働きはありますし、遅れているターンオーバーを正常に戻してくれるサポート的な役割はあります。
しかし、酵素を洗顔という方法で行うことは、いわゆる洗いすぎになることで、刺激が思った以上に強いことから、逆に肌荒れの原因になりやすいのです。
クリニックで行われる角質ケア“ピーリング”は聞いたことがありますよね。これは、医師の判断のもと行われることから分かるように、非常にデリケートな方法です。
そのくらい、角質ケア自体、セルフで安心安全で行うことは難しいということを分かった上で、ホームケアで安心安全でできる角質ケアはというと、コスメに頼らず水を使う方法です。
例えば『ルメント モイスチャーピーリングプロ』は、超音波で水分をミスト化させ、皮脂や毛穴の汚れ、古い角質などを浮かせて吹き飛ばして角質ケアができます。
使用するものは“水”だけだから、コスメで荒れるということもありませんし、機器でこすって刺激を与えることもありませんので、できるだけ刺激がなくお肌への負担がない方法で行うことができます。
2: 頭皮のホームケア
季節の変わり目は、お顔だけでなく、頭皮のかゆみを感じやすい方が多くなります。
花粉症の季節になると、余計に気になりがちです。
かゆいととにかくすっきりしたいので、皆さんがやりがちなのが、今や種類も豊富な頭皮ブラシを使ってガシガシ洗ったり、メンソール入りのスースーするシャンプーを使うということ。
確かに爽快感があるますが、これはNGです。
頭皮が荒れている時は、バリア機能が薄れているため、アルコールなどシャンプー内に含まれている良くない成分が頭皮内に入って抜け毛の原因になってしまいますし、かゆみの根本改善にはつながりません。
基本的にお顔と同じで、できるだけ刺激がない方法で洗うのが正解です。
洗うために欠かせないシャンプーは、なるべく保湿系を。地肌と髪の水分油分を取り過ぎないものを選びましょう。
『ダイアンパーフェクトビューティー ミラクルユーサクラ シャンプー』は、髪に近い成分でできた特別なケラチンが配合。日本酒の酒粕も配合されているため、地肌と髪の水分油分をしっかり補いながら洗うことができます。
また、洗髪後に冷水をかけることでかゆみもできにくなりますので、お試しください。