「以前付き合っていた元カノとのことです。
彼女はどちらかというと大人しいタイプの女性で、自分の意見を主張するのが苦手なタイプでした。
もともと同じ職場で、あるプロジェクトがきっかけで交流が始まり、付き合うことになったんですが、彼女は人が良く、断ることがあまりできないせいか、いつも遅くまで他人に頼まれた仕事を頑張って片付けていて。そんな姿に惹かれてアプローチしました。
仕事をしていると、納得のいかないことや不満が出てくると思うんですが、彼女はそういった愚痴もあまり言うタイプではありませんでした。
そんな彼女と、初めてケンカをしてしまった時のこと。
ケンカというか、価値観の違いから意見が食い違ってしまって、気まずい空気が流れました。
俺は自分の意見を伝えて、『俺の意見を聞いて、どう思うか教えて。〇〇の考えも理解したいから、教えてほしい』と言ったんですが、彼女は話す気がなくなったのか、俯いてだんまり。
言い方がきつかったかな、と反省して謝ったんですが、それでもだんまりで(苦笑)
彼女の家でデートをしていたんですが、一緒の空間にいるのにその日はケンカの後から会話がなくなって…もう一度ごめんね、と伝えて帰宅しましたが、それも無視。
その後も衝突する度そんな感じでしたが、話し合いもできないので俺も遠慮するようになってしまい、別れることになりました。
別れた後に気づきましたが、職場での愚痴や不満がないのは、自分の意見を伝えることに極端に消極的だからなのかな、と思いました」(33歳/企画)
男性は言葉で伝えられたこと以外を読み取ること、いわゆる「察する」ということが苦手だという人が多い傾向にあります。
意見が衝突した時は、話し合って歩み寄ることが大切ですが、彼女が黙ってしまうときちんと話し合いをすることもできなくなってしまいますね。