「以前付き合っていた子はどちらかというと、わがままで束縛系でした。
愛情表現が豊かなタイプで、喜怒哀楽も激しく、そんなところがかわいいな、と思っていたんですが…。
初めてケンカした時のことです。
きっかけは俺の職場の飲み会で、帰り道の方向が同じだった女性の同僚とタクシーを相乗りしたことを彼女が知って怒ってしまって。
経費の削減にもなるし、お互い全く異性として意識もしていない間柄だからこそできたことなのに、異性と同じ空間に2人きりになるなんて信じられない!と彼女が泣いてしまい…。
何度も謝ったんですが、怒りが収まらず『もういい!別れる!』と俺の家を飛び出して帰ってしまいました。
その日は何度もLINEや電話をしましたが、とりつく島がなくて…。
それなのに翌朝、急に『おはよ〜』とハートの絵文字つきでメールが。
少し違和感がありましたが、許してくれたことに安堵しましたし、あれだけ怒って啖呵を切ってしまった手前、バツが悪かったのかな?と違和感をスルーしました。
でも、その後ケンカになるたびに、そんなつもりもないくせに『別れる!』と言って、自分の要求を押し通そうとしてくる彼女の態度に疲れてしまい…。
試されているように感じるし、別れる気もないのに『別れる!』と言ってくるのは脅しのように感じちゃいますね」(28歳/営業)
ケンカの時に頭に血が昇ってしまい、つい「別れる!」と言ってしまった経験がある女性、少なくないのではないでしょうか。
一度や二度なら男性側も気にしないかもしれませんが、ケンカのたびにお別れ宣言をしていると愛想を尽かされてしまうようです。
感情のままに放った「別れる!」宣言が本当のお別れにつながってしまわないよう、注意したいものです。