史上最大規模の生配信ライブ『Superstar』を振り返る
── 12月25,26,27日に開催された生配信ライブ『Superstar』は2020年に超特急が実施した配信ライブの中で一番大きく、さらに初日の12月25日は超特急の結成9周年記念日でもありましたよね。どのような心持ちで臨みましたか?
カイ 25日は9周年だよなと思いつつも、それ以上に『Superstar』の1日目のテーマ「超特急のテーマパーク」を実現するための意識が強かったですね。自分たちが楽しみながら、しっかり「テーマパーク」を体現して8号車に届けようと思っていました。
1日目の終盤くらいで超特急初のオリジナル曲『No More Cry』をパフォーマンスして、ようやく9周年を噛みしめましたね。
リョウガ カイと同じなのは前提としてあって。それ以外だと、生配信ライブ自体まだ慣れていなかったから、若干の不安はありました。8号車がその場にいない中でライブをするんだ……って。
でも、実際には8号車が楽しんでくれていることがTwitterのトレンド入りを含めて目に見えて分かったから、2,3日目も大丈夫だと自信になりました。
タクヤ 2020年はこれまでの活動の中で一番ライブをしなかった年だったし3日間とも全部内容の違うパフォーマンスだったので、体力的に乗り越えられるかなとライブ前は考えていました(笑)。
当日になったら画面越しで見てくれている8号車が楽しんでくれていると信じて、全力でパフォーマンスを届けようと踊りましたね。
タカシ 3日間とも異なる内容だったので、自分たちが楽しむ気持ちと見てくれているみんなを楽しませる気持ちを大事に考えていました。超特急の変化の年でもあった2020年最後のライブであり、2021年に繋げられるようなライブにしたかったから、とにかく最後まで全力でやり切ろうって。
そのためにも、リハーサルと並行してボイストレーニングに通わせていただいて、ライブを全力でやれる準備ができて、結果悔いの残らないようにやり切れたと個人的には解釈しています。
ユーキ 画面越しという制約のある中、どれだけ8号車や見てくれている人に気持ちを伝えられるか楽しませるかを考えながら試行錯誤していました。
カメラアングルは気合いを入れて超特急の魅力を画面越しで伝えられるようにしたり、ライブの3日間とも違うテーマで届けたい思いがしっかり届くように楽曲の使い方を工夫したり……今まで以上に悩みました。
リョウガ コメントが裏方の人だね(笑)。
ユーキ 結果的に思いが伝わっていただろうし、配信ライブだからこそキュンとできたところもあったと思う。超特急らしさである笑えて人間味を感じられる、てんこ盛りの3日間になったんじゃないかな。
見た人にとって最高のライブになったらいいなと思いながらやっていて、実際その思いが通じている気がして嬉しかったですね。
── 1日目は「テーマパーク」2日目は「超特急のキズナ物語」3日目は「クール&セクシーな“オトナ超特急”」というテーマで、1日ごとに演出・セットリスト・衣装すべて異なり、超特急の魅力がこれでもかと詰め込まれた3日間でした。超特急のみなさんがこの3日間の中で特に印象に残っているセットリストやパフォーマンスについて教えてください!
タクヤ 1日目のメドレーの『up to you』でリョウガとユーキがカメラを8号車に見立てて、それぞれがアピールしていくお遊びコーナーみたいなことをしていて。
「一緒に飲もうよ!」とか「寒いからマフラー巻いてあげる」とか。あれは最後までちゃんとストーリーがまとまっていて面白かったです(笑)。
リョウガ&ユーキ あははは(笑)。
カイ 2日目の『Beautiful Chaser』は力強くてメンバーみんなの気持ちが入っていたし、火を使った演出もド派手で見ている人たちも楽しんでくれたと思います。パフォーマンスしている側としてはめちゃめちゃ熱かったんですけど(笑)。
『Beautiful Chaser』から『Asayake』までの流れはすごく綺麗で印象に残っていますね。
タカシ 僕も2日目なんですけど、最後に披露した『Superstar』。たぶん4~5年くらい披露していなかった曲だったので、それを披露できて嬉しかったですね。
リョウガ 『Superstar』は直前で衣装を変更したんですよね。衣装は早めに用意して着ながらのリハーサルもするんですけど、そのときに『Superstar』の衣装は変えた方がいい気がするとみんなで意見が合って。
2日目の衣装担当だったタクヤが「新しい衣装を準備したい」と。間に合うかどうか分からなくても、メンバーの意思を汲み取って変えてくれたタクヤに感謝。2日目のトリで『Superstar』を満足に披露して3日目に繋げることができたので、ナイスだと思いました(笑)。
タカシ 『Superstar』のリョウガの衣装にフードがついていたんですけど、ソロパートではフードを被って踊っていて。それがカッコいいなと。タクヤが言っていました。
タクヤ え、俺が言ってたの!?
── タカシさんが思っていたのではなく、タクヤさんが言っていたんですね(笑)。
一同 ははははは。
タカシ タクヤがリョウガにフード被って踊ってと提案していたんですよ(笑)。
タクヤ 当日のいつだったか忘れたんですけど、リョウガがフードを被っていたんですよ。普通のパーカーのフードより深くて、被ると目が隠れる感じのつくりで面白くて。
リョウガ 魔法使いみたいなね。
タクヤ そうそう。そのデザインがリョウガにすごくマッチしていてカッコいいなと思って、ソロパートで被って踊ってよと言いました(笑)。
リョウガ フードを使った振り付けなんて考えていないのに、アンコールのときに「被って踊れよ!」と言われて(笑)。衣装担当をしていますから、ボスの決めつけは守らねばならんと、多少無理して被って踊りました。
……ちょっと後悔しています。目が見えなくて、どこ向いているんだろう?と不安になりました(笑)。
タクヤ でもめっちゃ反響良かったから! リョウガがカッコよかったのはもちろんあるけど、フードを被ってパフォーマンスなんて普段やらないからやったら絶対に8号車は湧くだろうなと思って。思い通り湧いてくれて嬉しかったな。
── 『Superstar』で総合演出を務めたユーキさんはいかがでしょう? 3月24日には3日間のライブ映像を収めたBlu-rayがリリースされますよね。ぜひ見どころを聞かせてください!
ユーキ 『Superstar』の3日間は超特急の魅力が詰まっている内容です。これまでの超特急の歩みを知ることができるとともに、今の超特急をますます好きになり、未来に進んでいく超特急にワクワクする。ありのままの超特急を感じられる、そんなライブになりました。
超特急を知らない人もこれを見れば超特急がどんなグループなのか理解できるのではないかと思います。このライブを見てくださるみなさん自身の夢と、超特急が進んでいく未来を照らし合わせながら応援してもらえたら嬉しいです。
夢は大きく前向きに! 超特急が語る2021年の目標
── それでは最後に、2021年に超特急で実現したいこと、挑戦したいことを一言ずつお願いします!
カイ 僕は8号車に早く会いたいですね。早くライブがしたい!
リョウガ そうだね、2020年はライブやフェスが中止になったり延期になったりして不完全燃焼な部分があったからそれはもちろんある。あとは音楽番組、テレビとかメディアにたくさん出られたらと思っています。
ユーキ 挑戦し続けることを挑戦する年にしたいです。超特急は可能性がある限り前に進んでいきます。超特急という名前のごとく進んでいく姿を見せていきたいと思います。
タカシ 2021年は超特急の年にしたいと思っています。8号車のみんなにもそうだし、僕たちを知らない人たちにも、超特急を届けていけるよう充実した年にしたいです。
タクヤ 2021年……なんだっけ、あれ、あの音楽の賞……。
リョウガ 賞……? グラミー賞?
タクヤ それ! グラミー賞獲ります!
カイ でけーな!(笑)かっけー!
リョウガ 獲りたいです、じゃなくて獲ります(笑)。賞の名前を忘れている時点で獲れないだろ(笑)。
一同 あははははは!
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