ライブチケットは毎公演発売後秒速完売、ダンスミュージックをベースにした楽曲、フォーメーションダンスを取り入れたエンターテインメント性の高いパフォーマンスで多くのファンを魅了する5人組ダンス&ボーカルグループ“超特急”がぴあのインタビューに初停車!
「ありのままの超特急をすべて詰め込んだ」2020年末に開催したグループ最大規模の配信ライブ『Superstar』を振り返ってもらうとともに、コロナ禍でも全力で前に進み続けた超特急の2020年の軌跡を辿ります。
そして、2020年12月に結成9周年目を迎えた今だからこそ語られる「お互いの魅力」もたっぷり聞きました。長い時間共に過ごしてきた超特急5人の息ピッタリなトークから見えてくる深く熱い“絆”をお届けします。
まるで告白大会!? メンバー同士の魅力を徹底解説
── 超特急のみなさんは今回、ぴあのインタビュー初登場になります。超特急を知っている人にも知らない人にも魅力が伝わるように、ぜひメンバー同士の魅力を語っていただきたいなと。まず、みなさんの思うカイさんの魅力についてお願いします!
ユーキ めちゃくちゃカメラに対する上半身の見せ方が上手です。自分がカッコ良く見える角度を分かっているんですよね。
ライブ映像の編集作業をするとき、このカットはちょっと微妙だなと思うときは代わりにカイのカットを入れようってなります。カイなら決めてくれているだろうと。
カイ 映像編集をしている人目線のコメントだね(笑)。
リョウガ カイはメインダンサーでありながら、バックボーカルと同じくらい声を出してくれるんですよ。それがカッコいいというか。ライブのときも「行くぞー!」とか「3! 2! 1!」とか「せーのっ!」とか「あらよ!」とか……なんか言葉で並べるとダサく感じますね。おかしいな、ライブ中に聞くとカッコいいのに……。
カイ 「あらよ!」は言わんわ! 飲み会か!(笑)。
一同 あはははは!
リョウガ いや、言うんですよ! まあ、それがすごくありがたい。配信ライブのときもカイが全力で声を出してくれるおかげで、実際に8号車が目の前にいるように感じられる。配信っぽくなくなるんですよ。
もしかしたら、メインダンサーからバックボーカルになるかもしれないな?
カイ やるなら兼務!
タカシ カイがいっぱい声を出してくれるのは本当にありがたい。あと、どんなジャンルでもそつなくこなせるのがカイの魅力だと思います。芸能界の世界においてのお手本というか……カイを見ていると「芸能人だな」って思いますね。“芸能人の鏡”。
カイ おぉ……!
── 長く一緒にいても思うんですね。
タカシ ずっと思っています。
── 続いてリョウガさんに対してはいかがでしょう?
ユーキ 目線の使い方と体の使い方がセクシーですね。ただ……。
リョウガ え、ただ……?
ユーキ ここぞという見せ場でも常に一定で。変顔しかしないんですよ。最近、「変顔のレパートリーが減ってきてどうしよう」ってなっているなって映像を見て感じています。もうその変顔いらないよって(笑)。
リョウガ (笑)。
タカシ 大体、鼻の下を伸ばして白目にしているよね。
ユーキ いずれメンバーにもやらせそうで怖い……。
でも、目線の外し方と踊り方には彼独特の余裕や色気をずっと感じています。落ち着いているからこそ、一定でもあるのかなと。
タクヤ リョウガはメンバーの魅力を引き立てるのが上手いんですよ。こうすれば8号車が喜んでくれるだろうということをすごくやらせてきます。
── プロデューサーみたいですね。
リョウガ (ドヤ顔しながら)そうっすね、プロデューサーです。
タカシ リョウガはほかのグループには絶対にいないような存在だなって思います。グループのリーダーをやってくれていることもあり、“超特急の宝”ですね。
一同 あははははは!
リョウガ マジか。Amazonの「ほしい物リスト」送ってみ?
タカシ あ、じゃあ後で。
カイ リョウガは掘れば掘るほど魅力がどんどん出てくるんだよね。
(少しドヤ顔になって)まるで、“宝箱”みたいな……。
タクヤ カイのこういうところ、いいんですよ! 言う前から顔に出ている(笑)。そこがかわいい。
リョウガ ボケが顔に出ているんだよな。カイはAmazonの「ほしい物リスト」送ってこないでね。
カイ 封筒に入れて家に送付するから!
リョウガ いらねーよ(笑)。
カイ あはは。リョウガはいろんな魅力があります。変な人だなと思うこともあれば、真面目だなと思うところもある。ユーキが言うようにセクシーでもあるし、見ていて面白いですね。
あと、最近お互いにマンガをオススメし合ってイッキ買いしたんですよ。自分が普段読まない作品を教えてくれるから嬉しいです。
── なんのマンガをオススメし合ったんですか?
カイ リョウガは『ファイアパンチ』(著:藤本タツキ)をオススメしてくれて、僕は『怪獣8号』(著:松本直也)をオススメしました。
『ファイアパンチ』は8巻完結で、『怪獣8号』は連載開始して間もないので1巻しか発売されていないんですけど。
タクヤ カイの方がお金使ってる(笑)。
カイ (笑)。でも面白かったです!
リョウガ またオススメしたいと思います。でも、Amazonの「ほしい物リスト」は送らないでね!
── では、続いてタクヤさんについてお願いします!
ユーキ タクヤは表現力が素晴らしい。おそらく自分の頭の中に「こう見せたい」というプランがあるんですよ。それが見ていて伝わってきます。
立っているだけでも様になるのも彼のすごいところで。役者をやっている経験値もあるからなのか、堂々としている。僕にはできないので。
リョウガ タクヤはメンバーの中でも特に、くだらないことを笑い合える人で。年齢を重ねて中身も大人にならなきゃと感じる歳になりつつあるけど、彼は童心を常に大事にしている第一人者なんです。
だから、くだらないことで笑えたり、いい意味で空気を変えてくれたりする。そこが好きですね。……恥ずかしいですね、ごめんなさい。(伏し目がちに)あの、好きです……! 付き合ってください!
タクヤ 告白じゃねぇかよ!(笑)。
カイ (手をたたきながら)あはははは!
タカシ ちょっと待った―。
一同 おお!(笑)
リョウガ 俺の方がいいことが言えると!?
タカシ ははは。タクヤって号車の数字的に真ん中に立つことが多いんですけど、その偶然が必然だと感じていて。“中心に絶対必要な存在”だと思っています。
過去に、タクヤが俳優の仕事でライブをお休みすることがあったんですよ。もちろんメンバーが誰か1人でも欠けると物足りなさを感じるのですが、センターにいつもいるタクヤがいない状況がとても違和感だったことを今でも覚えています。
カイ 僕もタクヤのことが好きなんですけど……。昔から興味なさそう、やる気なさそうに見せかけて、実は一番楽しんでいるところがあって。あの、好きです……。
タクヤ もういいよ!(笑)。
カイ タクヤとは高校が一緒なんですけど、文化祭のときに一緒に踊ろうと誘ったんですよ。最初は「嫌だ、面倒くさい!」と突っぱねられたのに、最初に「いつ練習するの?」って言ってきたのはタクヤで(笑)。
やるとなったら全力でやる姿勢は当時も今も変わらずにあって、真面目に突き詰めている。メンバーとしても心強さを感じています。