運動の疲れをとるためには!筋肉が修復される時間

運動を行うと、筋肉が損傷を受け、修復されて更に強い筋肉が作られます。特に夜中2時くらいは筋肉・細胞の修復や新生をする“成長ホルモン”が活発に分泌される時間帯

この時間に深い睡眠をしていないと成長ホルモンの分泌が少なく、筋肉が十分に修復されづらくなります。

遅くとも日にちをまたぐ前、0時には睡眠できる生活にするといいですね。夜遅くの激しい運動は、体を目覚めさせ寝つきが悪くなることもあるので、寝る時間が近い時は、ストレッチくらいの軽い運動がいいですね。

 

冷房をかけっぱなしの睡眠はNG!ガンリスクが上昇する時間

せっかく身体作りをしたのに、体が病気になってしまったら元も子もないですよね。実は夜に体が冷えすぎてしまうと、体内ではガン細胞が元気に活動し、増殖してしまいます。

というのも、夜中3〜5時は体温が一番低い時間帯。そしてガン細胞は35℃くらいの低い温度で最も活発になります。

寝苦しい夜は夜中3時くらいまでで止め、朝は5時くらいにスイッチが入るするように冷房をタイマーにしたり、かけっぱなしで寝る際は温度を気持ち高めにしたりして工夫するといいですね。

いかがでしたか。今回は体内時間を考慮した身体作りについてご紹介いたしました。

私たちの体内時計は24時間10分と、時計の時間とは10分ほどの誤差があります。しかし朝目覚めて日光を浴びたり、食事をして腸に刺激を与えたり、そして運動をして体を活発に動かすことで体内時計のズレを調整しています。夜遅くに激しい運動をするなど、タイミングがズレることで体内時計がどんどんとズレていってしまいます。

今一度、身体作りと時間を照らし合わせて効率良い運動をしてくださいね。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。