月刊ジャンプSQで大好評連載中の漫画「新テニスの王子様」(以下、新テニ)。今年1月から放送されたアニメも好評のうちに終了しましたが、そのアニメ版新テニの「ブルーレイ&DVD」1~3巻購入者イベントが10月14日、ビッグサイトTFTホールにて開催されました。
当日は声優の皆川純子(越前リョーマ役)、置鮎龍太郎(手塚国光役)、諏訪部順一(跡部景吾役)、楠大典(真田弦一郎役)、細谷佳正(白石蔵ノ介役)、小野大輔(徳川カズヤ役)、遠藤大智(鬼十次郎役)という豪華なメンバーが出演。トークあり、企画あり、歌ありの盛りだくさんな1時間半となりました。
盛りに盛り上がったイベントの模様を、さっそくレポートしていくことにしましょう。
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まずはオープニング。大きな拍手に包まれて登場した7人のメンバーから、一人ひとり順番にお客さんに挨拶。と、諏訪部さんの番でちょうどBGMがストップするというトラブル(?)が。ここで諏訪部さんが「BGMがっ……! なんということだ!」と自らが演じるキャラ・跡部のノリで鋭くツッコみつつ、「今日はSUNDAYじゃねーの!」と名台詞を元にした挨拶を披露。一気に会場を盛り上げました。
それぞれの挨拶で場もあたたまったところで、最初のコーナーは「OVA1話を振り返る」トーク企画。実は新テニブルーレイ&DVDには、TV放映版のTVAの他にOVAが収録されており、新テニの公式ガイドブックである「ペアプリ」を元にしたエピソードなどが楽しめるファンにはたまらない仕様になっているのです。
1巻に収録されているのは、週刊ジャンプで連載されていた中学生編終了後から、新テニが始まるまでの各キャラの生活を描いた「招聘前夜」。祖父・国一と共にルアーフィッシングを楽しむ手塚、商店街の福引に燃える忍足侑士&謙也、カブトムシの世話に夢中の白石、ニューヨークでテニスコートを占領しようとする不良と戦うリョーマなど、人気キャラクターによる個性的なエピソードが語られています。
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そんなOVA第1話を会場で流しながら、7人の出演者がシーンを解説するという何とも贅沢な“生”コメンタリー企画は、出だしから小野さんと細谷さんがOPテーマ「未来の僕らへ」を合唱しつつノリノリでダンスを踊りだすという事態に会場は大爆笑。
その後のトークでも、「各キャラを英語で表すなら?」という置鮎さんからのフリに出演者が「真田はトゥルーライスフィールド?」「(略して)TRF!」「鬼は?」「ゴブリン!」とテンポのいい掛け合いを披露したり、真田からのメールを迷惑メール扱いする手塚のシーンを見た楠さんが、「普段のオレとおき(置鮎さん)の関係みたいだ」とつぶやいて置鮎さんにツッコまれたりと、出演者同士の仲の良さが伺える楽しいトークに会場は大盛り上がりとなっていました。