3. ポップなオレンジ

今年の秋、ダークな色みの裏でもうひとつのトレンドカラーになりつつあるのがオレンジ系のリップ。

顔色をパッと明るくしてくれるので、血色をプラスしたい時にも便利な色みです。

けれども、ポップすぎるオレンジを選んでしまうとママ世代の顔は若作り感が出やすく、かえって老け見えを誘うことがあります。

海外セレブのようなポップなカラーは、日本人の黄みがかった肌にはトゥーマッチな印象を与えやすいのです。

4. ベージュっぽいオレンジ

ベージュ系リップは、ママ世代のナチュラルメイクにも便利な色みです。

そして今年は、日頃ベージュ系カラーを愛用している女性ほどオレンジっぽさが加わったベージュの口紅にも手が伸びやすいかもしれません。

しかし、ベージュとオレンジが混ざった口紅も、ママ世代の顔色を悪く見せやすく老け見えを招きかねない危険なカラー。

くすみが出ている肌にベージュとオレンジが混ざった色を加えると、さらに顔がくすんだ印象になりやすいのです。

老け見えしないトレンドカラーの選びかた

どんなに流行っていても「オトナ肌を老け見えさせる色だけは選びたくない」と言う女性も多いはず。

そこで、今年のトレンドを取り入れつつ、老け見えしにくい鉄板の口紅はというと……。

(1)青みのないレッドのツヤカラー

(2)深みがあるレッド寄りのオレンジ

この2色が、ママ世代を若見えさせてくれる鉄板リップに!

青みを抑えたレッド系のツヤカラーは、ツヤ効果で若々しい口元を演出しつつ今っぽい口元に、深いレッドにオレンジが加わった色みは唇を程よく際立たせてくれつつも上品な印象に仕上げてくれます。

旬を取り入れているのに、トレンドカラーの口紅を塗った瞬間に「あれ?老けた……?」なんて印象になってしまったら、とても残念。

せっかくならトレンドを押さえつつ、若々しく見える口紅を選びたいですよね。

ぜひ、旬な口元を演出しつつ、若見え効果も狙えるお気に入りカラーを見つけてみてくださいね。

前市議。28歳から2期8年市議を務め政治家を引退。「美人すぎる市議」として数々のメディアに出演してきた経歴を持つ。議員をしている頃からライターとして美容・食・人間関係・不動産・恋愛・結婚に関するコラムを多数の媒体で執筆。時短美容家・ヨガインスタラクター・フードアナリストとしても活動中。