「元カノの家に遊びに行った時のことです。彼女はいわゆるハーフで、お母さんがアメリカ人。

小さい時はアメリカで暮らしていたこともあったそうで、今でも英語はペラペラで、家族間では英語で会話することもある、ということは聞かされていました。

おうちに遊びに行ってまずビックリしたのが、彼女のお母さんからハグをされたこと。

欧米人だから当たり前なのかもしれませんが、海外に行ったことも少ない俺は面食らってしまいました(笑)

その日はちょうど俺の誕生日の1週間前で、食事の後にサプライズでホールケーキを出してもらって……とても嬉しかったんですが、典型的日本人の俺は『気を遣ってもらってすみません』と謝ってしまったんです。

すると彼女のお母さんが『ノーノー! 日本人はすぐ謝るの悪い癖よ』と。

たしかにそうだな、と納得したんですが、彼女まで『そうそう、〇〇くんはそういうところあるよね! もっとハッピーにしなきゃ! あの時もさ〜』と言い始めて、お母さんもそれを聞いて『それはよくないわ!』などと、若干俺がディスられているような雰囲気に……。

お父さんはそれをニコニコしながら見ているだけで、正直ちょっと助けて欲しかったですね(笑)

帰り際に彼女のお母さんから頬にキスをされて、さらにビックリしました。

距離感の近さはもちろん、考え方や価値観も違うので、結婚するのは難しいかな……と思ってしまいましたね」(28歳/デザイナー)

育った環境が違うだけで、価値観や考え方はもちろん違うものですが、国が違うとなるとさらに大きな違いを感じてしまうのは当然のこと。

そのことを理解した上で、お互いが歩み寄れれば問題はありませんが、こちらのエピソードに登場した彼女とお母さんは、少し一方的な印象を受けますよね。

お付き合いを続けていくには、お互いが歩み寄ることは重要な要素のひとつ。気をつけたいものですね。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。