「数ヶ月前に、俺のチームに女性が1名中途入社してきました。

年齢は彼女の方が2歳上で、以前も同じ業界で働いていたらしく、彼女の方が先輩なんですが、俺はプロパーなので社歴は彼女より長いから、と彼女は俺に敬語を使ってくれてるんです。

クライアントとの打ち合わせでも、俺を立ててくれますし、どちらかというと控えめな印象でした。

ある日クライアントの定例会の帰りに、一緒にランチをしていた時のこと。

同じチームの先輩の女性営業から、グループチャットで俺宛に怒りのチャットが飛んできたんです。

実はその先輩の女性営業とは、俺は折り合いが悪くて…その人との関係に少し悩んでいました。

その時、彼女が『××さん、〇〇くんにちょっとキツいですよね。大丈夫ですか?』と声をかけてくれたんです。

周囲でそのことに気づいてくれる人はいなくて、直属の上司に相談しても『気のせいだ』と流されていたため、彼女が気づいてくれたことにジーンとしちゃいました。

その後に、彼女はその人とうまくやっていけるアドバイスもしてくれて…今は彼女のことが気になって仕方ない存在になってます(笑)」(26歳/広告代理店勤務)

職場の人間関係の悩み、辛いですよね。

関わりを断つわけにもいかないですし、周囲の人に相談しても「気のせいだ」と取り合ってもらえない状況はしんどいものです。

そんな時に悩んでいることに気づいてくれる人が身近にいたら、頼りにしたくなるのは男性も女性も同じ。

さりげなく相手に寄り添える気遣いは、職場でも大切なものなのではないでしょうか。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。