「私はずっと結婚したい思いはあったけど、アラフォーになってから周囲に結婚に対してガツガツしていると思われたくなくて、『結婚願望はない』と伝えていました。

そんな中、私が39歳のときに唯一の家族だった、私を女手一つで育ててくれた母親が病気で亡くなりました。

入院していた期間も長くて、ある程度は覚悟していたものの、母がいなくなってから世の中で独りぼっちになってしまったという思いが強くなっていきました……。

そのときに初めて心の底から家族が欲しいと思ったんです。

もう周囲に結婚を焦っていると思われてもどうでもいいと、周囲に『結婚したい。誰か紹介して』と言い回りました(苦笑)。

そして、友人の紹介として知り合ったが、今の夫です。

夫の年齢は4つ上でバツイチ。夫も再婚したいという思いがあったものの行動には出ていなかったみたいで、積極的に私が友人に紹介を頼まないと出会っていなかったと思います。

結婚したい思いがあるなら、素直に認めること。これが私が結婚できたきっかけでした」(40歳/介護職)

結婚したいという思いを周囲に隠していたら、本人はそのまま未婚だったと語っています。

アラフォーにとって「結婚に対してガツガツしている」と思われたくはないのも確か。

しかし、その思いを素直に受け取って協力してくれる友人もいるのです。

結婚したいなら、ぜひその思いを素直に周囲にアピールしてみてください。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。