4.デザインシリーズ
デザインを学べるシリーズ。将来デザイナーになれるかも!?
●講座例「はじめてのデザインの世界へ!」
「デザイン」って何?「デザイン」の不思議、世界で一番◯◯なデザインは?といったギモンから、デザインの基本や2D・3Dデザイン、ウェブデザインまで楽しく学べます。
5.YouTuber(動画編集)シリーズ
YouTuberになりたい子どもの夢をサポートしながら動画制作について学ぶシリーズです。
●講座例「【入門編】YouTuberの世界へ出発しよう!」
入門編では「YouTuber(ユーチューバー)」とは何者!?「なぜたくさんの人に動画をみてもらえるの?」「小中学生でもなれるの?」など、YouTuberにまつわるいろんなギモンを探求しながら、動画制作や自己表現について学んでいきます。
どれも興味深い講座ばかり! 子どもの興味関心に合わせて、選んでみたいですね。
ママたちに聞く!人気のオンライン習い事は? リアルな感想も!
ところで、実際のところ、ママたちはどんなオンライン習い事を子どもたちにさせているのでしょうか? リアルなところが知りたいですよね。
そこでママたちの声を知るべく、株式会社ママプロジェクトJapan代表取締役の岩田かおりさんにインタビュー。
岩田さんは、我が子をお受験塾に入れずに都内の国立小学校に合格させた経験から、それを再現できるように体系化した「かおりメソッド」の講座を開講しています。そのメソッドを受講するママたちから、オンライン習い事をしているママたちの声を集めてもらいました。
岩田かおりさん(以下、岩田)「小学校低学年以下の子を育てるママたちの中では、子どもの探究心を育てる授業が受けられるオンラインスクールや、書き方や言葉、数字、思考力などが学べるオンライン学習塾などが人気のようでした。
正解を求めるようなものではなく、知的な刺激を受けて、さらに自ら探究していきたくなるようなプログラムが好まれているようです。
オンライン英会話については、海外在住の先生とオンラインで気軽にコミュニケーションを取ることができるところがオンラインならではですが、小学校低学年以下というよりは、小学校高学年以上のお子さんを持つご家庭で人気のようでした」
実際、ママたちからはこんな声が挙がっているそうですよ。
「我が家は、オンラインの単発授業からスタートし、現在、オンラインのレギュラークラスに参加しています。
うちの子は、つまらなかったり、わからなかったりするときは集中力が切れています。晩ご飯を食べながら参加しているときもありますし。でも辞めたくないそうで、継続中です。
自ら投稿したり、そこで見た実験動画をもとに実際に試してみたり、オンラインならではの楽しみ方はありますね。何より家族で共通の話題になるのが良いです。でもいつかリアルの教室に行かせたいなと思います」
「どんなスタイルで受けてもOKのスクールなので、ゆるゆる参加もありですが、はたから見ていると、『ちゃんと話聞いてる!?』と言いたくなるようなときもあります。でも意外と聞いているようですし、話が面白いからか、よく記憶に残っているようです。
ここで親がお口チャックでいられるかがオンライン授業の肝だなといつも思います。また、子どもは友達といろんな交流もできますし、いいですね。去年の休校期間中は、とても助けられました」
「オンラインもいいけれど、やっぱり対面授業がいいと思い、現在休止中の対面授業の再開待ちです! 何より、気が散りまくる息子にはオンラインは向いてないですね」
「近所のリアル教室が満席なのでオンラインにしてみましたが、どこにも行けなかったときにとても助かりました。本人の気が乗らないときはフェードアウトできるのも、マイペース派の息子には良いみたいです」
オンライン習い事の受講のコツと継続のポイント
受講時には切り替えの工夫を
岩田「オンライン習い事の醍醐味はなんといっても『送迎なし』というところ! 通学の距離やアクセスに関係なく、子どもの興味関心や先生との相性に合わせて選べるのがオンライン習い事の魅力です。
ですが、園児や小学生にとっては自分の身体が教室に入ることで『スイッチON』の状態になる場合も多いので、おうちでのON・OFFの切り替えをするための工夫が必要です。
例えば、電気を白熱灯から蛍光灯に変える、アロマを活用するなどして部屋の香りを変える、リビングだけでなく階段なども活用して家の中での部屋や場所を変えるなどすると良いのではないでしょうか」
親が口を挟まない
岩田「継続のポイントは、とにかく親が口を挟まないこと。
オンラインの場合、子どもの発言や態度がすぐ近くで見えるだけに、親があれこれ言いがちです。親の働きかけによって、子どもが興味関心を持っているものを嫌いにさせてしまってはもったいないですよね。ぜひ静かに見守ってあげてください。
また、オンラインは対面式とは情報量がまったく違うので、子どもの集中力が途切れない工夫が、開催側と家庭に不可欠だと思います。親としては環境を用意してあげて、あとは邪魔をしないようにしたいですね」
岩田さんが主催する「かおりメソッド」では、会員向けに「天才ノートキッズ」という、子どもが自主的に自分の興味関心を発表する会をオンラインで実施しているそう。月に1回30分という短い時間で、発表だけでなくクイズも盛り込み、全員が「参加した!」と感じられる工夫をしているそうです。
興味のある人は、これも含めて、子どものオンライン習い事を、幅広い範囲の中から見つけてみてはいかがでしょうか。
【取材協力】
「SOZOW(ソーゾウ)」
【取材協力】
岩田かおりさん
(株)ママプロジェクトJapan代表取締役
3人(1男2女)のママ。第一子、第二子をお受験塾に入れずに都内の国立小学校に合格させた経験より、幼児教室講師、そろばん教室運営として教育業界にて勤務。2013年に前進である「salon de edutainment~勉強好きな子どもの育て方」をスタート。2015年よりどんなお母さんでも再現できるように体系化した「かおりメソッド」講座開講。メディアでも活躍中。園・学校・地方自治体での講演実績もある。