それでも怒ってしまうママに、子どもだって言いたいことがあります!

子どもはママが大好きですが、大好きだからこそ、ママには怒らないでいてほしいと思っているものです。

わかってはいるけど……と言わずに、次の詩を読んでみてください。

ママ!

ママはおこりんぼうだから

そうじきで すいとっちゃうよ

ほんとうに・・・・・

(2015/11/29 年少)

出典『ことばのしっぽ』

おこりんぼうを怒っているのですが、かわいらしい表現に思わず口元がゆるんでしまいそうですね。

やさしくいってね

おかあさん おこるとき

「やめてくださいね」って

やさしくいってね

そうすれば「はい」って

やさしくいうよ

―じゃあ そういうことにするからー

おかあさん

そういう「じゃあ」って

いっちゃいけないよ

(1988/11/23 6歳)

出典『ことばのしっぽ』

6歳ともなると、本当に一筋縄ではいきませんね。ハイ……。

子どもは頭がいいし、想像力豊か!

大人が考える以上に、子どもは考えています。ただその考えていることが、大人の想像をはるかに超えていたりするんですよね。

次の詩は、おばあちゃんが書き留めた詩です。

涙ふかないで

ばあば

涙 ふかないで

お母さんが「どうしたの?」って

言えないから

(2016/03/20 3歳)

出典『ことばのしっぽ』

かしこい! 涙の効用をちゃんとわかっているのですね~。

ママ

ここに

カンガルーがいるよ

(1991/07/31 3歳)

出典『ことばのしっぽ』

「れ」という文字がカンガルーみたいに見えるそう。こんなユニークな作品もあります。