「元彼ですが、束縛にモラルハラスメントに、私をコントロールすることに必死でした。
抵抗すればいつまでも嫌味を言われるし、私が謝るまで会話が終わらないなんていうのもざらにあって、本当につらかったです。
当時は実家に住んでいて、私の様子を心配してくれた母親の言葉がきっかけでつい全部話したのですが、それを聞いた父親が怒ってくれて。
『今すぐ別れたほうがいい。
話を聞かないようなら代わりに俺が話す』
と言ってくれて、電話で『もう疲れたから別れたい』と言ったら案の定『許さない』とわめき出した彼氏に
『いいかげんにしろ!』
と怒鳴りました。
その一言で彼氏は黙り、そこからは父が『自分のしていることを考えろ』と話すのをおとなしく聞いていたそうです。
それきり彼氏からは接触がなくて安心しましたが、私の父親が出てくるなんて想像していなかっただろうし、大きな声を出されて相当ショックだっただろうなと思います」(26歳/美容師)
親にしてみれば、自分の子どもを傷つける男性など許せるはずがありません。
束縛やモラルハラスメントを平気でする男性のなかには「人に頼るのは卑怯」と口にする人もいますが、そもそもまともに話そうとしないのは自分のほうです。
その現実を目の当たりにするのが家族の登場で、自分が何をしているか、改めて考えさせられる機会になるのではないでしょうか。
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