知育にも使えます!
電車が好きでなんの役に立つのかしら……と思うかもしれませんが、意外と知育にも役立つパターンも。
「電車が好きというよりは機関車トーマスだけが好きだったんだけど、色や数はトーマスのおかげで完璧に覚えた。トーマスのキャラクターの車両の色で色の名前を、車両番号で数字を教えたら、興味があるからすぐに吸収できたみたい。1、2、3…と車体の数を数えるのも、自然と数を数えるいい訓練になってた!」
「お風呂に100均で買った日本地図がはってあるんだけど、それを見ながら『はやぶさは北海道まで行くんだよ』とか『特急ラピートは関西を走っているんだよ』と電車がらみで教えることで、地理関係に興味を持ってくれました」
色、数、地理など、電車への興味をきっかけにいろいろなものに派生して知識を増やしていければ素敵ですね。
「まだ言葉もおぼつかないころから、図鑑に載ってる電車の名前を熱心に覚えてた。特急『あずさ』を『あっちゃ』とか、新幹線『かがやき』を『かーき』とかだったのが、だんだんきちんと言えるようになっていって、言葉の習得にも役立った気がする」
とにかく電車の名前を親がびっくりするくらい覚えているというのも子鉄にありがちな特徴。
その知識量に関しては、「天才かしら!?」と親バカながら思いがちですが、こんなエピソードも。
「電車の写真絵本が大好きで、私もよく知らないような特急関連も丸暗記していたけど、興味がプラレールからトミカにうつってから1年もたったらきれいさっぱり忘れてた……」
年齢があがるにつれて興味が他へうつってしまうと本当にびっくりするくらい忘れるというのも、わりとあるあるなようです! その頃には子鉄につられて電車好きになっていたりするので、親のほうが寂しくなってしまうパターンも……。
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男の子ママなら、あるある、とうなずく部分も多かったのでは?
同じ男の子でも、車が好きだったり、戦隊モノが好きだったりと、電車には流れないパターンももちろんあるようです。
ですが、好きになったら一直線!なところは、共通するかもしれませんね。
ほほえましい“子鉄”ぶりも、おそらく一過性のもの。大人になるまで続くというのはかなり少数かと思います。今この時期の熱狂ぶりを楽しんで、一緒に“ママ鉄”になっちゃいましょう(笑)。