ニャル子さんにはそのままのアホさでいてほしい

新キャラクター「クー音」 拡大画像表示
(C)逢空万太・ソフトバンク クリエイティブ/名状しがたい製作委員会のようなものW

――2期からこの作品を見始める新しいファンにアピールしたいことは?

阿澄「2期の1話を見ていただければ多分伝わるんじゃないかというぐらい(笑)、とてもわかりやすくこの作品をしっかり説明してくれた1話になりました。作品の世界観や大元となるラブクラフト原作のお話にもしっかり触れていたり、キャラクターがびっくりするほど丁寧に視聴者に向かって説明してくれたりするので(笑)。もしかしたら1期から見ていた方も”あっそうだったんだ!”っていう部分があるかもしれないですね。キャラクターもみんなしっかり特徴をドーンと出してくる1話になっているので、まずは2期・第1話を見ていただきたい!というお話になりました」

喜多村「……阿澄さんがいま話したことが全ての真実です!」


――2期になったということで、女性キャラ陣から真尋さんに対して、また真尋さんから女性陣に対してなにか要望などありますか?

阿澄「真尋さんに対しては、信じてはいるんですけどやっぱりニャル子一筋で……真尋さんは認めないかもしれないですけど、他の女の子に目移りはしないはず……(笑)。ニャル子をずっと見ていてほしいし、あわよくばちょっとだけデレてくれればいいなと変わらず願っております」

喜多村「”真尋の中の人視点”のリクエストに近くなってしまうんですが、ニャル子さんに対してはそのままでいてほしいなと。変わらないテンション感というか、真尋を巻き込んで引っ張っていく大きなエネルギーを持った素敵な女の子だと思うので。真尋さんもツッコんでげんなりとかしてますけど、案外いなくなると寂しいっていう内面も1期で描かれているので、その延長で言えば変わらないアホさでいてほしいですね。

クー子に関しては基本的にはニャル子と三角関係みたいな立ち位置なんですけど、個人的にはゲームの方でクー子と真尋のやり取りを楽しめていたところがあったので、クー子と会話するシーンが増えていくのにも期待しています。クー子の独特なテンションに、クールな真尋さんのペースが乱されるところが、また真尋さんのデレをみなさんにご提供できるのかなとも思いますし、中の人的にも絡んでいきたいなと(笑)。

珠緒ちゃんの場合は、中の人として女子的なエールを送るのであれば、”もっと行動に移すんだ!”と。いい人どまりにならずに、めっちゃがんばってほしいです。邪神と比べると(笑)すごくピュアな子なので、そこもひとつがんばってほしいなって思います!」

松来「クー子的な希望では、真尋さんにはずっとご飯を作っていてほしいです。アニメに出てくる真尋さんのご飯はとてもおいしそうなので、これからもどんどん作ってください!」

喜多村「任せてください! 外の人ががんばります(笑)」

大坪「珠緒ちゃん的にはすごく難しいところなんですけども、真尋さんにはニャル子ちゃんとくっついてほしいなって思いますね。珠緒ちゃんもニャル子ちゃんだから応援するって部分があると思うので、いきなり違うキャラになびいたりしたらハッてなると思うので(笑)。自分はいかなくても、ニャル子ちゃんに(真尋が)行くのが幸せっていうか(笑)」


アフレコ初日から、かなり手応えを感じられている様子が伺える、とても和気あいあいとしたインタビューだったのが印象的でした。とても個性的な作風がゆえに、未見の人の中には世界観に入り込めるか不安に思っている人もいるかもしれません。でもご安心あれ! 話の中にもありましたが、新規ユーザーでもすんなり、むしろガッツリ作品の世界へ惹きこまれてしまう仕掛けが随所に凝らされているようです。『這いよれ!ニャル子さんW』は、4月7日(日)深夜1:05からテレビ東京系ほかにて放送開始。さらにパワーアップした”ニャル子さん”の世界を、存分に楽しんでみてくださいね。

さらに東京での放送開始直前となる同日午後12:00より、ヴェルサール秋葉原1Fイベントスペースにて『愛・ニャル子博2013』の開催が決定! こちらは参加無料のイベントで、ここでしか買えない限定グッズや、キャストによるトークショー、さらにはたこ焼きやB.L.Tサンドなどニャル子にちなんだフードメニューなどの販売もあるとのこと。放送直前に秋葉原の街がニャル子色に染まりそうです。最新情報は公式サイトや公式ツイッターアカウントをチェックしてみてくださいね。