出産の1〜2ヶ月前に実家に戻って、両親のサポートを受けながら出産し、しばらくの間そのまま育児を行う里帰り出産。

本人が思っている以上に、出産前後は体がしんどく体力も消耗しているものです。そんな時に慣れ親しんだ実家でサポートを受けられるのはありがたい上に安心ですよね。

しかし、なんらかの事情で里帰り出産ができない、里帰り出産はしたくないと、夫と2人だけの状態で出産をしたママも案外多いものです。

そこで今回は、里帰り出産をしなかったママたちが、出産前後の苦労をどう切り抜けたのか? を紹介します。

ママたちが“里帰りしない出産”を乗り切った方法とは?

1: お兄ちゃんお姉ちゃん様様

意外に多いのが「2人目以降は里帰り出産しなかった」というママ。すでに上のお兄ちゃんやお姉ちゃんが小学生くらいになっていると、むしろ実家にわざわざ帰るより楽かも? ということも多いようで……。

「うちは三兄弟なのですが、三男の出産の時は里帰り出産しませんでした。

長男が小学校に入る直前で、慣れない環境に飛び込んでいくのに夫と次男と3人にするのも不安があったので。

しかし、里帰りしない出産は予想に反してかなり楽でした。

子どもたちは初めて生まれたばかりの赤ちゃんに会えることもあって、随分張り切ってお手伝いもしてくれたし、特に長男は次男を連れて自分たちだけで習い事に行くようになりました」(ピアノ講師/36歳)

このように、上にある程度歳の離れたきょうだいがいる場合は、むしろ「自分のことは自分でやる」「お手伝いをする」という習慣をつける良いきっかけになるのだそう。

そしてこの場合、里帰り出産をしないメリットも見えてきます。

里帰り出産をすると、夫の仕事の都合や子どもの学校の都合で、なかなかすぐには赤ちゃんの顔を見せてあげられないこともあります。

上のきょうだいにすぐに弟や妹を見せてあげられるという点は、一番のメリットかもしれませんね。