「乳首が切れる」なんてパワーワード過ぎる
子どもを妊娠するまで、わが人生に「乳首が切れる」なんて事件が起こるとは予想もしませんでした。
そんなハードなサスペンス映画みたいな展開、なんとか回避できないものかと思っていましたが、助産師さんの「まぁ、間違いなく一度は切れるんですけどね」という教えは正しかったどころか、授乳初めと、歯が生えてくる授乳期後半に2シーズン目も経験しました。
アカンボってやつは、生えてきた歯で乳首を噛んだらどうなるかな?ってコトを試さずにはいれない生き物なんですよ、多分…。わが子の人生経験のために差し出す乳首。でも、切れた乳首で授乳するの、めっちゃ痛いから(泣)。
「乳首マッサージ」もそこそこのパワーワードですが、何をするかというと、飲む力の弱い新生児が母乳を吸いやすいように、柔らかくほぐすんですね。乳輪を指先で鷲掴みにして、そこそこ力を入れてグイグイとほぐしていきます。
授乳は乳輪あたりまでがっぷりと赤ちゃんにくわえさせるので、「乳首自体の柔らかさ」ではなく、乳首の根元、乳輪周りの柔軟性をマッサージで高めるイメージ。
出産前から始めて準備をしますが、出産直後は乳腺が全通していないおかげで乳が小玉スイカのようにブリンブリンに張るため、ただでさえ吸う力が弱い新生児は滑ってしまってなかなか上手に飲めなさそうでした。
だから、乳腺が全通して安定するまでは、事前に乳首マッサージをして柔らかくほぐしてから授乳を始めます。
揉んで柔らかくなるものなの?と疑問でしたが、不思議なもので、ちゃんとほぐすとほわほわと柔らかくなるんです。
出産前、試しに引っ張ってみたら結構伸びるようになっていたので、コレは無傷でイケるはずだとほくそ笑んでいたわけですが、その後、授乳が安定してモチ化した乳はもはや別モノでした(笑)。
ちなみに、乳首マッサージはお産を誘発することもあるそうで、お腹の張りがある私のような妊婦は予定日近くまでドクターストップがかかります! 勝手に始めず、主治医に指示を仰いでくださいね。
そして、Goサインが出たら、手加減せず、ガンガンほぐすことをオススメします。多分、思っている以上に乳はのびまると思いますよ(笑)。
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