コロナ禍を経て、働き方が変わったり、パートの仕事の時間が短くなったりと、ここ最近家計に打撃を受けている家庭も少なくないのでは?とはいえ子どもにかかる教育費は年を追うごとに大きくなります。

文部科学省の発表では、子ども一人を幼稚園から大学まで公立に通わせると合計で1572万円、ずっと私立に通わせるとなんと4308万円かかると言われています。

この金額を見ると、「子どもが小さい頃は貯金がしやすいので、積極的に貯金をしましょう」という言葉が身に染みます。でも、銀行にお金を預けているだけで大丈夫なのでしょうか?

今回は、書籍『ジェイソン流お金の増やし方』が現在大ヒットを飛ばしている、芸人、IT企業取締役、そして投資家としての顔を持つ厚切りジェイソンさんに「本当にお金が増える方法」を尋ねてみました。

投資歴15年の厚切ジェイソンが学んだこと

「子どもの教育費のために早いうちからお金を貯めるのは良いことですが、銀行に預けているだけじゃもったいないです‼︎ 僕は社会人になってからずっと投資をしていて、投資歴は15年です。

そして今は投資でもらう利益だけで一生暮らせるほどになりました。そんな僕から言わせてもらうと”投資をしないことほどの無駄遣いはない!”ということ。

みなさん銀行に預けていれば安心だと思っていませんか? でも、改めて通帳を見直してください。時々書いてある”利子”の金額の部分に10円とか書いてありますよね。僕はこれを見るたびにすごくがっかりします。

メガバンクと言われる銀行の普通預金の金利はたったの0.001%なんです。

金利が高めと言われるネット銀行でも金利は0.01%くらい。

例えば100万円を1年間ネット銀行に預けても、1年間で100円しか増えない。

時間外で1回のATMの利用をしたら100円以上取られるでしょ? それだけで利子はパーなんです。もう銀行に預けるのはもったいない!

僕は15年投資を通して学んだことがあります。それは、「長期にわたって分散して積み立てる投資なら安全にお金を増やせる」ということ。

子どもの将来のためにお金を貯めたいと考えていて、実際に今、毎月投資に回せるお金があるのであれば貯金ではなく、投資に回すことをおすすめします」

厚切りジェイソンおすすめの投資信託とは?

ーー「長期・分散・積立」の投資がおすすめということですが、具体的にはどういった投資なのでしょうか?

「僕は米国株のインデックスファンドに定期的にコツコツとお金を入れていくだけの投資信託をしています。

投資というと、毎日株価をチェックしたり、市場を調べたりしなくてはいけないから大変、という印象があるでしょう。でも、僕の投資法はそれは一切必要ありません。

ちなみに僕はアメリカのバンガード社という証券会社が提供している「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(通称VTI)」というものにコツコツと積立投資をしています。

投資初心者の皆さんであれば「楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VTI)」に投資をすると、僕が投資をしているのとほぼ同じ銘柄になります。

このVTIという銘柄は年率13%というリターンを生み出しているし、楽天VTIも運用開始以来年率16%という驚異的なリターンを叩き出しています。

銀行は1年で経ったの0,001%。投資は1年で16%!

どちらにお金を積み立てればお金が増えるかは明確ですよね」

長期間投資をすすめる理由

ーー長期間積み立てるというのは大体どれくらいなんでしょうか?

「長ければ長いほど良いと思います。

でも、例えば教育資金を目標にしているのであれば、とにかくずっと投資は続けるけれど、大学の時にお金が必要になったら、必要な分だけそこから切り崩せばいいと思います。投資を止めるのはもったいないです。

僕が長期間投資をしてほしいと伝えているのには理由があって、いくらリターンがいい「VTI」や「楽天VTI」でも、短期間で見た場合、投資した額よりマイナスになっている場合もあります。

例えばこの間のコロナでは株価が大幅に下がって、「VTI」も大幅に下落しました。

僕も毎朝お金が減っていくのをみてヒヤヒヤしたけれど、それでも投資はやめませんでした。

この時に「お金がどんどん減っていくから、とりあえず投資はやめよう」と現金化してしまった人の話も聞いたけれど、本当にもったいないことをしたと思います。

下落したとしても長期間保有していれば、いつか株価は戻ってきます。

なぜかというと、アメリカの過去120年の株式市場を見返すと、どんな大暴落が起きてもアメリカ市場は復活して右肩上がりになっています。

実際、同時多発テロやリーマンショック 、コロナショック があっても成長を続けています。

20年というスパンで見ると、平均で1年6%のリターンを出しているのがデータでわかっています。

だから、いくら暴落があっても決して投資をやめないことがお金を増やす、資産形成のポイントなんです」

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