はい。
『王家の紋章』のときも、歌に自信があったわけでは全然ないんです。だけど、たとえ私の歌が下手でも、(シルヴェスター・)リーヴァイさんの楽曲と、オーケストラさんのメロディーだけで、観ている人に伝えることはできたけど。。
お芝居だけで帝劇の舞台に立つことは、「ユーミン×帝劇」でなければ、ほとんどできない経験だと思うんです。
ーーそうですね。今、帝劇ではミュージカル作品か、ショーやダンスといったエンタテインメント性の高い作品の上演が多いようですね。なので、役者さんがお芝居だけで帝劇の舞台に立つのは、とても特別なことと言えそうですね。
観に来て下さった方が、劇場のどこで観ていても、その方の心に響くものを届けられなきゃいけないんだって思っています。直球勝負というか。そういう気持ちでしっかりやりたいなと思います。
ーーさきほども佐江ちゃんが言っていたように、また違う「達成感」につながりそうですね。
そうですね。
紗良役のオーディションを受けていたのは、『王家の紋章』再演のとき。そのときは“もしかしたらまた、帝劇に戻って来られるかもしれない”っていう気持ちがありました。でも今回は、まったくそういうことはないので、
「帝国劇場さま、『王家の紋章』初演から約1年半、ありがとうございました。またいつか To be continued…」
の気持ちを込めて、舞台に立ちたいと思います。がんばります。
体調管理にも気をつけなきゃ! まずは、インフルエンザの注射を早く打ちに行かなくっちゃ!!
ーーそうですね。乾燥する時期ですから体調管理は万全に!
はい!
ーー次回「ミラチャイ」取材で佐江ちゃんにお会いするのは、『朝陽の中で微笑んで』の舞台の幕が上がってからになるのですね!
えーーーーっ!! そう聞くと結構、切実ですね。。
未だに台詞噛んじゃうんだけど。。 「編集部註:11/1現在」って、ちゃんと注意書きをしておいてくださいね(笑)。やばいよー、頭、ごちゃごちゃだよー。
ーー(笑)。今回の更新の数日後は、舞台の初日です。最後に改めて、ファンの方へメッセージをいただけますか?
はい。
たぶん、ですが…、(次の言葉を続けるか、どうするか。迷った後、意を決して話を始める佐江ちゃん)
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