から揚げ「手羽元・醤油」に最も合う酒は!?
アッサリしているのにコクがある部位に合う酒は……
続いて「手羽元・醤油」を試してみます。
手羽先よりも付け根に近い部位で、脂肪分が少なくあっさりした口当たり。その一方、相応のコクもあり、鶏肉らしさを感じられるため「くらふと」のからあげ商品の中でもコアな人気を得ているメニューだそうです。
この「手羽元・醤油」に最も合うお酒は「焼酎」でした。前述のような特徴がある部位なので、実は最も「合うお酒」に迷いましたが、焼酎の柔らかい口当たりが、「手羽元・醤油」のパンチを優しく包んでくれるような印象でした。
ただし、ほかの酒が全く合わないというわけではなく、「梅酒」「赤ワイン」なんかも結構合うように感じました。
から揚げ「手羽中・醤油」に最も合う酒は!?
身は少ないものの旨味が強い肉質に合うのは、ド定版のあのお酒!
続いて「手羽中・醤油」を試します。
手羽中とは手羽先の先端を切り離した部位で、身は少ない一方、肉質は引き締まっており「鶏肉で最もうまい」と言う人もいるほど旨味十分。この「手羽中・醤油」に最も合ったのは「クラフトビール」でした。
「から揚げ+ビール」は日本人の酒飲みなら誰でも口にしたことがあるド定番のペアリングですが、他の部位よりも「クラフトビール」が合ったのは、やはり「手羽中」が持つ強いアタック、肉々しい旨味に負けず劣らずのビールのコクがバッチリマッチしたから。
もちろん、他のお酒が合わないというわけではないですが、やはり鶏肉の風合いとのバランスでは「クラフトビール」がベストでした。
から揚げ「日向鶏骨付きもも肉の一本揚げ」に最も合う酒は!?
ダイナミックにいただく名物メニューに合う酒は……
そして、「くらふと」の名物メニュー、「日向鶏骨付きもも肉の一本揚げ」を試します。
鶏の旨味、味わいを丸ごと1本でダイナミックにいただけるものですが、その重さはなんと約500g。これはペアリングのお酒を選ぶのも難しそうですが、意外にも合ったのが「梅酒」でした。
「日向鶏骨付きもも肉の一本揚げ」は相当強いパンチを持っており、これをいただく場合、比較的軽めの口当たりのお酒のほうが良く、どこか口直しに繋がるような印象もある「梅酒」が最もふさわしいように思いました。
もちろん、パンチに負けないように「クラフトビール」や「レモンサワー」も良さそうですが、せっかくのダイナミックな一本揚げです。ここは鶏のほうに専念していただくほうが良いでしょう。