中学生・高校生

中学生、高校生になると、自分の子ども、他の家の子ども関わらず、ほとんど5000円前後、多くて1万円という家庭が多いようです。

しかし、なんと子どもが高校生になると、逆に「自分の子どもにはお年玉をあげなくなった」という家庭が多数。アルバイトをしているから、普段からそれなりの金額をあげているから、というのがその理由のようです。

「息子が中学校2年生ですが、毎年5000円をあげています。来年くらいからは1万円かなと思っていますが、正直『あげる意味ある?』と思います。

普段からお小遣いをあげているし、必要な場合は都度お金を渡しているので……。親戚の子だと中学生は学年によって3000〜5000円、高校生は1万円ですね」(医療事務/38歳)

中学生は3000〜5000円と幅がありますが、高校生以降は1万円から変化なし、という家庭が多いようです。

むしろ子どもが成長してからの方が、金額について細かく気にすることなく一律であげることが多くなったという意見も多く見られました。

また、子どもの人間関係の変化に伴って、自分の子どもでも親戚でもない子にあげるようになった、という家庭もあるようです。

「娘が中学校2年生までは5000円をあげていたのですが、3年生になった時に『いつも普通にもらってるからもういらない』と言われました。高校生になった今もあげていないです。

むしろ、娘の彼氏が毎年きちんと元日に挨拶に来るので夫がお年玉をあげているみたいです。金額が大きくても遠慮されてしまうので、『一緒にご飯食べておいで』という理由をつけて2000〜3000円ほどですが。

娘も一応、気持ち程度向こうのご家庭からもらっているみたいですが、子ども自身がしっかり感謝を伝えられる年齢なので、お互いにお礼の電話などはしていません」(建設会社経理/53歳)

このママが話すように、高校生くらいになるとかなり親しい友人やお付き合いをしている人の家庭で、お年玉をあげたりもらったりということがあるそう。しかし、この場合は子どもが恐縮しない程度の金額で、というのが鉄則のようです。

年齢や、お年玉をあげる家庭との関係性によってお年玉の金額は変化します。

もっと気をつけなければいけないのが、「お年玉を贈りあう時はある程度トレードオフにする」ということ。

おじいちゃんおばあちゃんからもらうお年玉とは違うので、相手の家庭を恐縮させない金額を見極めて渡しましょう。