オリーブオイルは料理に使えるだけではなく、美容方面への活用方法があるとして注目されている植物オイルです。
今回は「料理以外に使えるオリーブオイルの活用方法」について、アロマテラピー1級の資格を保持している筆者が徹底解説!
乾燥する時期におすすめのオリーブオイル美容方法はもちろん、家庭で取り入れられるオリーブオイルの使い方を紹介します。
オリーブオイルとは?
初めに、オリーブオイルについて簡単に解説します。
「オリーブオイルって料理に使うだけでしょ?」と思っている人は、ぜひご覧ください!
美容や健康に活用されてきた歴史深い植物オイル
オリーブオイルは「オリーブの果実」から搾り取られる植物オイル。
一説によると、オリーブの木は紀元前6000年頃から栽培が始まり、食用や美容に取り入れられていたそうです。
古くはシリア・メソポタミア・イスラエルなどに自生していたオリーブが使用されていましたが、現在はスペインやイタリア・ギリシャなどの地中海沿岸地方で多く栽培され、イタリアンなどに欠かせないオイルとなっています。
日本でもオリーブを栽培している地域はありますし、世界各国様々な分野で取り入れられている歴史深いオイルです。
種類が豊富
オリーブオイルにはたくさんの種類があります。
菜種油やひまわり油など「種から抽出する油」とは異なり、オリーブは「果実にオイル成分が含まれている」ため、果実の種類によっても種類が異なります。
日本で食用として販売されているオリーブオイルには「エキストラバージンオリーブオイル」「ピュアオリーブオイル」辺りが一般的ですが、上質なものになるとオリーブオイルだけでそのまま飲めるほどです。
美容健康成分が豊富
オリーブオイルが美容や健康面で活用されているのは、オリーブオイルに多く含まれている「ポリフェノール」が深く関係しています。
ポリフェノールには身体のサビつきを抑制する「抗酸化作用」が強く、いつまでも健康的で若々しいお肌や体つくりをしたい人にはぴったり!
また、油(脂肪)は5大栄養素のひとつであり、細胞膜の形成やホルモンの材料になるなどの重要な働きをする成分です。
身体を動かすエネルギー源としても重要な役割を果たしていることから、油の摂取は健康的な身体をキープするには欠かせない成分。
オリーブオイルに含まれているオレイン酸には「悪玉コレステロールを減らす」「皮膚の潤いを保って柔らかくする」などの効果が期待されるため、美容や健康におすすめの成分といえるでしょう。