● ポイント4:深夜にふたりっきりでお酒を飲む

「子供が寝静まったあと、夫婦でこっそりとお酒を飲むのが習慣です。『今日はなんのおつまみにする?』と旦那と話しながら、夜遅くに一緒に料理をしちゃったりして。食べ物の趣味が似ているふたりなので、明日の献立や週末食べに行くお店についてよく盛り上がります。おかげで夫も寄り道せず、まっすぐ家に帰ってくるので助かっていますよ(笑)」
(29歳/製造/結婚4年目)
 
長年一緒にいる夫婦にとって、食べ物の相性は重要ですよね。よく“食べ物の趣味が同じカップルは上手くいく”と言うように、食べ物の好き嫌いが似ている夫婦は、食事やお酒を飲む時間も気兼ねなく楽しめると思います。

たとえお酒が飲めない、食べ物の趣味が違うふたりでも、相手の好みをきちんと把握しておけば、いざ喧嘩をしたところで相手の好きな料理やお酒を準備して仲直り。祝い事でもサプライズで用意すれば、夫婦のマンネリ化まで防ぐことができそうです。
 

● ポイント5:週に一回「喧嘩デー」を設ける
「私たち夫婦の決まり事は、週に一回“喧嘩デー”ならぬ、喧嘩する日を設けること。長く同じ家に住んでいると、どうしても相手の嫌な言動や性格を見つけがちなので。『ゴミの分別はちゃんとして』『洗濯はこま目に出して』と、日頃溜め込んでいる鬱憤を、洗いざらい言い合うのが目的です。ただし、その日の喧嘩は、絶対翌日に持ち越さないことがルールですが」(28歳/飲食/結婚3年目)
 

これは、なかなか面白い試みですね。本来、その場で指摘するところをわざと特定の日を設けて、相手の気になるところを指摘する……。なかなかふたりの時間を確保できない夫婦にとっては、ストレス解消にもなって一石二鳥かもしれません。

ただ、ひとつ気をつけたいのが、喧嘩の内容が“相手の批判にならない”こと。あくまでも相手の直してもらいたい部分を注意する、程度に留めておかないと、その喧嘩が発端で夫婦仲が悪くなりかねません。エピソードにもあるように、喧嘩は翌日に絶対に持ち越さない、というルールが守れる夫婦だけにオススメしたい方法ですね。

何てことないルールでも、継続すれば夫婦の絆に繋がる!

長く付き合っている夫婦にとって一番大切なことは、新婚夫婦のような“ときめき”ではなく、相手との“信頼関係”です。その場は何てことないルールでも、長い年月が経てば、ふたりの絆を繋ぐ“安心”に変わります。ぜひ結婚したばかりの方は、上記のポイントに気をつけて、いつまでも仲のいい夫婦でいてくださいね!
 

フリーランスライター。女性向けWeb媒体を中心に、恋愛、結婚、仕事、ライフスタイルに関する記事を執筆。自分の身と心で感じたことを企画立案し、記事にしながら読者に役立つ情報を発信している。自身の「note」に活動実績一覧を掲載中。介護福祉士、保育士資格保有。