そろそろ小学校や中学校では来年度のPTA役員の選出に向けた動きが盛んになる頃ですね。何となくママ達がソワソワしている姿にストレスを感じているママもいるのではないでしょうか。

いつかはやらなければならない、ならば今年は思い切ってやろう!と思うママがいる中で、やっぱりPTAは苦手、出来るものならやりたくないと思うママがいるのも事実です。

PTA役員は「大変、面倒くさい」など、良いことを言う人が少ないため、やりたくないと思う気持ちは分かりますが、やりたくない気持ちが行き過ぎて信じられない行動に出るママも中にはいます。

今回はPTA役員の「免除制度」を悪用するママの実際にあったエピソードと、PTAから逃げ廻るママの実態をお伝えします。

学校によってはPTA役員を免除する制度があります

市区町村にもよりますが、学校によって導入されているのが「PTA役員の免除制度」。免除制度とは、PTA活動への参加が難しい家庭に対し、役員を免除するための制度です。

例えば、シングルマザーで昼夜働かないと生活が成り立たない家庭や、両親を自宅で介護しているため目が離せず活動に参加できないなど、PTAに参加できない特別な事情がある家庭は免除されます。

それ以外の理由でも免除される場合があるため、PTA役員をやりたくないママはあの手この手を使い出来ない理由を並べ、制度を悪用すると言います。

そもそもPTA活動とは学校と家庭が連携をして、子どもが学びやすい環境を築き上げていくためのものですが、そのような目的を忘れ、ただやりたくないからという理由だけで逃げ廻るママの行動にはどんなものがあるのでしょうか。

そこまでしてもやりたくない!信じられない本当にあったエピソード

PTA役員の免除制度を悪用するママやPTAから逃げ廻るママの行動にはどういったものがあるのでしょうか。実際にあったエピソードをご紹介します。

フルタイムで働くママ!生活がかかっているから免除してください

共働き世帯が増え、クラスの半数以上のママが働くというのはもはや当たり前になっていますが、パートやアルバイトの時短ではなく、正社員としてフルタイム勤務をするママもいます。

月曜から金曜の朝9時~18時、時には残業までしながら子育てをするママがPTA役員をするためには、平日に早退や休みを入れながら活動の時間を作らなければなりません。理解のある会社であれば問題はありませんが、ほとんどの場合は理解されないものです。

その状況を逆手に取り、「私が働かなければ生活が成り立たない」「生活がかかっている」「会社をクビになったら責任取れますか」と主張するママ。

働かなければ生活が成り立たないのは本当かもしれませんが、それを言い出したら誰もが同じことを言い出し、収拾がつかなくなります。