原因は自分にある。とONE N' ONLYが魅せる対照的なステージ! 衣装交換のサプライズも!

ここで恵比寿長門学園のトビー役を演じていた吉澤要人が「いくぞ!」と号令をかけて、同校のテーマ曲「疾風迅雷」が始まってからは、7人組エンターテイメントユニット・原因は自分にある。のターンに。

疾走感たっぷりのナンバーの中でも、カメラに向かって一人ずつ笑顔でピースしたりハートマークや投げキスを飛ばしたりと、“げんじぶ流”の魅せ方で魅了する。

「皆さんNEW YEARです! 新年一発目盛り上がっていきましょう!」と、細かい歌割で次々にボーカルを繋いでさらなるスピード感を醸すのは、メロディ歌唱もラップもオールマイティーにこなす彼らの十八番。

続いてエビ高連合軍のロッカバラード「覚醒」でも、小泉光咲から大倉空人、武藤潤、桜木雅哉、吉澤と5人でじっくり歌い継いで、床に膝をつき、一人ずつ立ち上がるという振りも交えながら、闘いの中の葛藤やドン底から這い上がっていく様をドラマティックに描いてゆく。

また、今回のステージでは公演替わりの衣装も、大きな見所だった。初日公演ではシンプルなシャツスタイル、2日目の1部では茶系のスーツと、より大人っぽく見えるスタイルでファンを沸かせながら、なんと2日目2部の最終公演ではONE N' ONLYの衣装を着用!

杢代いわく「今まで着たことがない」という全身真っ黒の衣装を纏うと、フレッシュで青春感の強いイメージを持つ彼らも一気に厳つく目に映り、最新アルバム『虚像と実像』からの「黄昏よりも早く疾走れ」では、サビのランニングモーションに乗せて青春の焦燥がより切迫感を持って伝わってくる。杢代が放つ“僕はここにいる!”の一言も、いつも以上に痛い。

続いて、12月に発表された最新アルバムから届けられた公演替わりのナンバーでも、新たな一面を提示。

ピアノジャズでお洒落に魅せた「半分相逢傘」(初日)に、シックなバラード「豪雨」(2日目1部)と、平均年齢17歳という年齢に似合わぬ大人のラブソングで客席を色めき立たせながら、最終公演では「0to1の幻想」をドロップ。彼らには珍しいラップメインの王道ダンスチューンは漆黒の衣装にピッタリで、7人からあふれ出すアッパーなパワー感が新鮮だ。

原因は自分にある。

そしてTikTokフォロワー数430万人と、日本人アーティストNo.1を誇る6人組ONE N' ONLYのブロックにスイッチすれば、客席はペンライトの光で一面真っ白に。

NAOYA以外の5人が部員を演じた謙信ソルト電子工学院のデジタリックなダンスチューン「SMASH」に、都立八王子南工業高校のエモーショナルなロック曲「Say My Name」を叩きつけるが、2曲ともワンマンライブでも歌っているだけに、もはや持ち曲のような馴染みっぷりだ。

HAYATOの突き刺すような攻撃的ラップに、激しさの中でも安定感タップリに歌唱を支えるTETTAとEIKU、「ブチ上がっていくぞ!」「暴れろ!」と渾身の力で煽り立てるKENSHINと、それぞれの個性や持ち味も曲構成にピッタリマッチ。

カメラに向かってメンチを切るREI、後方からも獣のように荒々しい目線を飛ばすNAOYAと、配信勢に対するアピールの巧みさもさすがだ。

一転、オリジナル曲の「What's Your Favorite?」では、全員参加でスムーズに歌い継ぐラップ&ボーカルとダンスのなめらかな連動が見所で、よりクールな世界観を6人一丸となって創り上げてゆく。どうやら昨今のワンエンは“6人全員で”というのがキーワードのようだ。

ちなみに、激しさという意味では、動きやすいシャツ系の衣装で「Dark Knight」もメニューに盛り込んだ初日公演が突出。NAOYAは初っ端から汗だくになり、HAYATOは前髪をあげたヘアスタイルで治安の悪さを全開にしていた。

2日目の1部は黒とシルバーのストライプにストーンのついたきらびやかなジャケットで若干の余裕も漂わせる一方、やはり原因は自分にある。の衣装を着用した最終公演は見逃せないだろう。

全員が白ジャケットというビジュアルで、普段は絶対に感じられない爽やかなムードを醸し、「Say My Name」でTETTAとEIKUが並ぶと、品の良いお坊ちゃん男子高校生に見えてくるのだから、ビジュアルの力は大きい。

また、KENSHINが“負ける気がしねぇな!”と曲中で『FAKE MOTION』の主人公・リッツ(演:佐野勇斗)のキメ台詞をかました初日の「Dark Knight」、2日目1部で皆をポップに踊らせた「Video Chat」の代わりに最終公演で入ったのは「My Love」。

ワンエン史上最高に甘いラブソングに、爽やかなビジュアルがピッタリで、笑顔で歌うTETTAをKENSHINが後ろからハグしたり、NAOYAが「『FAKE MOTIN』ラブ!」とキメるシーンも。

客席のペンライトも弾んで揺れ、“これほどこの曲にピッタリの衣装を着たのは初めてでは?”と思わせてくれたのは、間違いなく衣装交換のおかげだろう。