暑い夏は汗をかきやすいので子どもの水分補給に気を配っている方が多いかと思いますが、実は冬こそ、「隠れ脱水」の危険性があるって知っていますか?

体が冷えるし、トイレが近くなるし……と水分補給を怠っていると、気づかないうちに体の水分が失われ、だるさや頭痛、吐き戻しや発熱といった脱水症状が起きてしまうかもしれません。中には体内の水分の枯渇から便秘になってしまうケースも。

また、乾燥していて空気中のウイルスが活発化する冬は、水分を適切にとることが風邪などの感染症予防にもつながります。

こまめに声かけする以外に、子どもに上手に水分補給をさせる方法について、ママたちにリサーチした結果を紹介しますので、参考になれば幸いです。

冬も大事!子どもの上手な水分補給のさせ方

1:お気に入りの水筒やコップ、ストローを使う

好きなアニメのキャラクターなどが入っているなど、お気に入りの水筒やコップを使うことで、「それを使って飲みたい」という子どもの欲求から、よく飲み物を飲んでくれることも。

筆者の家では次男がまさにそうで、長男の水筒がなぜかお気に入りで、それに麦茶を入れるとゴクゴク飲みます。そうすると、その姿に触発されて長男も飲むことに。

また、子どもはストローが好きですよね。

「お気に入りのストローを渡すと水でも飲みたがる」という意見もあったので、水やお茶が好きではない子や、あまり飲み物を飲んでくれないなあというときなど、試してみてもいいかもしれません。

2:ホットミルクをあげる

寒い冬は、冷たい飲み物を飲みたがらないという傾向もありますよね。

「ホットミルクなら比較的飲んでくれるかも」というママの意見も。確かに、大人でも寒い時期はホットミルクが恋しくなりますよね。牛乳が苦手なら白湯や温かいお茶でもいいと思います。

筆者の親戚に温かい柚子茶が大好きな子がいますが、体がポカポカと温まるしビタミンも摂れるので柑橘系が好きな子にはおすすめ。ただし糖分も入っているので、頻度は控えめにしたほうがよさそうです。

外から帰ってきてホッとひと息つきたいとき、おやつタイム、寝る前など、温かい飲み物で心と体をほぐしてあげてくださいね。