「以前私と彼に別れの危機が訪れたときのことです。
私たちはいわゆるバカップルで、一緒にいるときは必ず『好き』という気持ちを伝え合っていました。
しかし、コロナが流行り始めたタイミングで彼の仕事が忙しくなって……なかなか一緒に過ごせる時間がなくなってしまったんです。
久しぶりに会って、彼にいつも通り『好きだよ』と伝えると、いつもは『俺も好きだよ』と返してくれていたのに、『うん、ありがとう』という一言だったんです。
もしかして……と嫌な予感がして、申し訳ないと思いつつ彼のスマホをチェック。すると、最近異動してきたという後輩の女性からアプローチされていることがわかりました。
スマホを見たことはもちろん伏せて、彼に正直に『私のこともう好きじゃない? 悪いところがあったら直すから』と伝えてみました。
『忙しいときに連絡がなかったり、会いに来てくれなかったりすることが寂しかった』という彼の気持ちを聞いて、ハッとしました。
忙しいだろうから、と気を遣っていたことが彼の気持ちが揺れる原因になってたみたいです。
それから一緒に住むようになり、別れの危機から脱することができました」(27歳/Webデザイナー)
伝えた「好き」という言葉に対して、いつもと返事の仕方が変わった、というのもわかりやすい予兆です。
こういった予兆に気づき、彼女から行動を起こしたことが、別れの危機から脱出できたのではないでしょうか。
こういったときに「私のこと好き?」と何度も聞くのは重い印象を与えるため、逆効果です。
不安があるのであれば、ストレートに「直してほしいと思ってるところはない?」と聞いたほうがよいでしょう。