「高齢出産だった私は、長女の妊娠がわかったときから食生活に気をつけるようになりました。
ノンカフェインの飲み物に代えて野菜などもオーガニックなものにし、スナック菓子やケーキ類もいっさいやめました。
ところが、待ち望んでいた赤ちゃんとの生活は幸せな反面想像以上に体力を使い、今までのように食事に気を使う時間もメンタルも奪われてしまい、イライラが募っていって。
『もうがんばらなくてもいいや』『お乳に影響が出ない程度なら大丈夫でしょ』と、やめていたお菓子を“解禁”したら、今までの反動のように手が止まらなくなりました。
夫に会社帰りにお菓子を買ってくるようにお願いして、通販でも有名な和菓子を購入し、気がつけば起きている間は何かをずっと口に入れている状態。
お乳の味が変わるのか赤ちゃんがあまり飲んでくれなくなっても気に留めずにいたら、夫が『ずっと見ていたけど、ちょっと異常だよ』と諭してくれて、やっと我に返りました。
それからすぐお菓子類はやめて健康的な食事に戻すことができてよかったけど、あのまま食べ続けていたらどうなっていたか、いま思い出すとぞっとします。
産後のストレスは当たり前と思い、不摂生じゃなく前向きな発散の方法を考えておくのが自分のためだと思います」(42歳/自営業)
こちらのママが言う通り、「産後のストレスは当たり前」と思っていれば、理想通りにいかないときでも現実を受け止められます。
うまく発散できずに食べ物に依存するような状態は、赤ちゃんにとってだけでなく、自分自身の体も壊すのでおすすめできません。
好きな音楽を聴く、気分が上がる映画を流しておくなど、環境を前向きに整えることを意識したいですね。