2: ひらがなを先取り学習させる
保育園や幼稚園に通っていると、だいたい年長に入ってからひらがなのお勉強に入ることが多いようです。また、小学校一年生の序盤にも授業でひらがなの練習があります。
家庭でもそのタイミングに合わせてひらがなを練習させることが多いのではないでしょうか?
しかし、ひらがなを少しだけ先取り学習することで、一人遊びの推進につながったと話すママもいます。
「息子は言葉を覚えるのが早かったこともあり、年少くらいの年齢からひらがなの読み書きを教えていました。
最初は大変だったのですが、とりあえず読みさえ覚えてしまえば絵本も一人で読めるし、RPG系のテレビゲームもひらがな設定をすればわりと早い段階から一人でできるようになります」(飲食店勤務/31歳)
一人遊びに夢中になってもらうには、まずその“遊びの意味”を子どもが理解しなければいけません。まず遊びの意味を理解するハードルである文字を覚えることで、親の負担も一つ減らすことができるのです。
また、早いうちから文字を覚えて絵本などを読み始めることで、自然と読書習慣がつき、ある程度成長してもおとなしく本を読んでいてくれるということもあるようです。
3: “作る系”は集中してくれる
一人遊びをしてくれるものとして、多くのママたちから声が上がったのが「工作系」。
片付けが少し大変になりますが、3歳くらいまでは折り紙とセロハンテープ、ハサミを使える年齢であれば、折り紙とハサミとセロハンテープで延々と一人遊びをしてくれるということも多いそう。
また、あるママからはこんな意見も。
「小学生になっても男の子は一人遊びが苦手だと思うのですが、もしある程度ゲームをさせても良いと考えている家庭なら『Minecraft(マインクラフト)』のクリエイティブモードがおすすめです。
クリエイティブモードは、ただ自分の思うままに建物を作ったり動物と過ごしたりするだけで敵が出てこないモードです。
最初のやり方さえ覚えてしまえば『ねえ、敵出てきた! どうしたらいい?』ということもなく、ずーっとおとなしく遊んでくれています。ブロックなどと違って散らからないし、最高です」(ピアノ講師/36歳)
実は筆者の周囲の低学年ママたちから“一人遊びの定番”として一番声が上がったのがこのMinecraft。ゲームが大好きな男の子はもちろん、対戦系やRPGに興味を持たない女の子でもハマる子が多いようです。