では結局どうしたらいいの!

結局、壊れた心のバッテリーを治すには、もちろん病院に通って薬をしっかり飲んでというのも大切です。しかしそれは一つの方法であり、一時的な補強にすぎません。軽症の時にはそれで立ち直る人が多いのですが、病院には行きたくない方や、なかなか治らないとだんだん落ち込みがひどくなっていく方は、食事療法を試してみてはいかがでしょうか。適切な食生活を送れば、だんだんと心のバッテリーは修復されていきます。

セロトニンを増やす方法は、記事「眠気、ストレスが簡単にとれる! 幸せ物質「セロトニン」の増やし方」 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/13202 ] 、ノルアドレナリンを増やす方法は、記事「無気力、イライラの原因を一掃! やる気のホルモン「ノルアドレナリン」活用法」 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/14167 ] が参考になります。

ほかの病気と同じで、うつ病やうつ状態も、なるべく早期に自分の心の異変に気づいて対処することで治ります。食事療法は比較的食べ物の種類も多く、これも食べてはいけない。あれも食べてはいけないということもありませんので、試してみようかなとの気持ちで取り組むことができます。

ただし、やはり体質はすぐに変わるものではありませんから、効果を感じるには数ヶ月はかかると思われます。ですから気長に取り組むこと。これが大切です。もちろん今苦しい・・・何とかしたいと、緊急性がある方は感じている場合は、薬と併用で治していくことも大切です。きちんと合った薬を飲めば確かに効きます。これで対処しつつ、体質を変えていくことが目標となりますね。

参考文献
青春出版社発行 心療内科医 姫野友美著「心療内科に行く前に食事を変えなさい」

 

Web制作会社・人材派遣/紹介会社・広告代理店の人事総務。人の人生を決めてしまう仕事という重責に押しつぶされ、ピロリ菌に感染していた胃が真っ赤っか。社屋移転の予算がないときは、自分でオフィスの配線を行い、感電して2週間入院したことも。現在は、中小企業向け人事コンサルティングを行う。孤独で相談相手がいない社長と朝まで激論を交わしたりするが、とにかく本に書いてある理論よりも現場がどうなっているのか、どうしたいのかを聞きまくるのが楽しくてたまらない。