「彼とは、友人の紹介で出会いました。友人からは『公務員で、真面目な人』と紹介されており、彼の印象も大人しい好青年という雰囲気だったので、きっと静かで真面目な好青年なのだろうと思っていました。

しかし、いざデートをしてみると自分のことを延々と話し、全くこちらの意見には聞く耳も持とうとしません。それでも、友人が『真面目』と話していたので、誠実で自分に正直な人なのだろうと思い直すことに。

しかし、デートを重ねるほど彼がただの自己中な人ということが判明。彼は自分の行きたいところにしか連れて行こうとしないし、私が『この店は嫌』と言っても『なんで? 安くておいしいよ』としつこく誘い、絶対に自分の意見を譲りません。

たしかに人前では大人しいから、真面目という印象があるのかもしれませんが……。結局、彼についていけないと思い、私から徐々に距離を取りました。

友人の紹介だと、つい友人から聞いた話を信じてしまう傾向がありますが、自分の目で見て感じた正直な気持ちを大切にしようと思いました」(29歳/OL)

友人からの紹介だと、その人から聞かされた相手の印象を信じてしまうもの。しかし、友人から見た相手の印象は、必ずしも相手の全てとは限りません。

むしろ普段大人しい人ほど、2人きりになると饒舌になる、または自己中になるというケースもしばしば。どんなに友人から「いい人」と紹介されても、自分の目で相手の人となりを確認することを忘れないでください。